歯科コラム

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

歯科医院専用の歯みがき粉とは?

今回は、日頃から皆さまのクリーニングの時に使用している歯面清掃剤についてです。   歯科医院にお越しいただいてクリーニングすることを「PMTC」と呼びます。 ピー、エム、ティー、シー。 はい。 日本語に訳すと「専門家による機械的歯面清掃」という意味です。 実はこの治療、すごい効果をもっているんです。     むし歯・歯周病予防の定番? PMTCが持つ効果   1.歯垢除去 専用の器具を使いながら、普段のブラッシングでは落としきれない歯垢も除去していきます。歯面をツルツルにすることで、新たな汚れや細菌を付きにくくする効果もあります。   2.バイオフィルムの除去 バイオフィルムとは、細菌が溜まって膜のようにこびりついたもの。台所のシンクの隅についている茶色のヌメりのようなものです。粘着性が高いため普段のブラッシングでは落としづらいのが特徴です。PMTCでは、専用の器具を使いながら、このバイオフィルムも除去していきます。   3.着色汚れの除去 PMTCでは、食べ物やタバコなどによる着色汚れも除去します。本来の歯の色を取り戻すことができ、また、歯の表面を磨くことで、汚れ自体をつきにくくします。     さて、話は戻りますが、 そのPMTCで使用している歯面清掃剤についてお話しします。 簡単に言うと「歯の表面磨きまーす!」の時に使っている、あの歯磨き粉みたいなものですね。     では、歯面清掃剤も沢山の種類がありますが、アズ歯科で使用している製品をご紹介します。     ①コンクールクリーニングジェル こちらは皆さん大好きで、アズ歯科で診療前に使って頂いている緑色の洗口剤コンクールFの歯面清掃剤バージョンです。 高機能シリカの吸着効果で歯面に負担をかけずに汚れを吸着除去します。 艶出し仕上げまでをワンステップで実現します。     ②プロフィーペーストPro 1960年代からスウェーデンの予防歯科に導入され、現在では多くの大学病院や歯科医院で幅広く使われております。 4種類の色で分けられており、汚れの程度に合わせて衛生士が選択して使い分けます。   ③メルサージュAPプロ こちらは2022年に発売された最新のものです。 卵殻由来の新素材「バイオアパタイト」が配合されていて、虫歯菌や歯周病菌、さらには着色汚れの原因になる色素を吸着してくれます。 また、歯の表面の傷や凹み部分にすりこむことで傷や凹みを改善させてくれます。     このように、歯科業界において長年使い続けられているものから、新素材が配合されている新しいものまで様々取り揃えております。 基本的には担当衛生士がお口の中の状況に合わせて選択して使い分けますが、ご興味やご希望がありましたらお気軽にお申し付けください。     今、舌で歯を触ってみてザラザラや、ヌルヌル。感じませんか? そんな方にはプロフェッショナルケア、PMTCが必要かもしれません。 虫歯、歯周病を予防してツルツルピカピカな歯を維持しましょう。

2023.04.24

📷口腔内写真の大切な役割📷

皆さまこんにちは🌞 今回はアズ歯科でよく行っている口腔内写真についてお話したいと思います。 今までお口の写真を撮った経験が無く、アズ歯科で初めてお口の中の写真を撮ったと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「何のために撮ってるのかな?」「何か恥ずかしいな~🫣」なんて思っている方もいらっしゃいますかね? そんな方や、少しでも疑問に思っている方に口腔内写真の必要性、大切さをお話しさせて頂きます。 当院で、まず1番初めに撮影するのが、何も手を加えていない初診時です。 この時に全体像が分かる様に5枚に分けて撮ります。 正面    左側    右側          上                 下                   初診時にどの様な状況だったのかという大切な記録となります。 この写真では、歯の並び、噛み合わせや歯肉の腫れ具合や磨き残しなどの汚れや虫歯など様々なものを見る事ができます。 そして、患者さんご自身が自分のお口の中や歯を客観的に把握することが可能になり、問題点やその改善について正しい理解が生まれます。 百聞は一見にしかずで、どんなに言葉で説明するよりもやはり実際の画像を見た方が確実に分かりやすいものです。   また、初診時の他に治療途中に治療時の経過や状況をお伝えするために撮影します。                ↓            ↓      虫歯の深さであったり、どのくらい自分の歯が残っているかなど一目で分かりますし、どんな治療をしているかも分かりやすいと思います。 これはアズ歯科の診療理念の一つである見える化なのです。歯科への関心が高まるといいなと願いながらお見せしております😌 ドクターは歯の治療で撮影しますが、衛生士達は歯周病治療時などに撮影します。 歯周病は汚れがキレイになっていくと改善していきますのでその経過を撮るのです📷  →    歯石が取れて歯ブラシも上手く行くと赤く腫れてた歯茎が改善していきます。 歯石が取れてキレイになったり、腫れた歯茎が治った様子を写真でしっかり確認できると歯周病治療の意味や必要性も理解しやすいですし、歯ブラシのモチベーションも上がるものです。 病気が改善されてるのかどうなのか曖昧なままですとヤル気も出ませんよね😑 他には、メンテナンス時にも撮影します。これは規格写真で、毎回同じ大きさ、角度などにこだわって正面、左、右、上、下の5枚撮影します。これを経時的に撮ることで肉眼では見落としてしまいそうな変化を確認できたり、記録できたりします。 お口の中で何か変化が起きた時など、過去を振り返って見ることができるのですごく役立ちます✨ この様に口腔内写真は様々な役割を果たしてくれてアズ歯科では無くてはならないものの一つなのです。 ちなみにですが、この口腔内写真、、、撮影するの難しいんです。 カメラは重いですし、鏡をお口の中に入れたり、ピントを合わせて一発で撮っていくのはけっこう技術が必要なのです📷訓練しないと撮影できないんですね😌下手な写真はお見せできませんしねぇ🦷 そんなことも加味していただきながらこれからも撮影にご協力いただき、興味を持って写真を見ていただければと思います🦷📷

2022.08.14

「4人に1人は酸蝕症」って知ってますか?

今年の夏も暑いですね。 暑いとついつい飲みたくなるのがキンキンに冷えた炭酸飲料やジュースではないでしょうか。     水滴のついた氷いっぱいのグラスでいただくコーラ、 お祭りやBBQなどで飲むラムネ、 運動してたくさん汗をかいた後に飲むスポーツドリンク、   どれも夏の風物詩ともいうべき瞬間で、最高ですよね。 冷たい飲み物を飲むことは、熱中症対策のための水分補給としても欠かせません。   しかし、そんな夏の習慣にも、歯にとっては注意しなければいけないポイントがあるのです。   ずばり、「酸蝕症(さんしょくしょう)」です。     酸蝕症って? 私たちの口の中は、普段は中性のpH値7前後に保たれています。 しかし、飲食物や胃酸の影響でpH値5.5以下になると歯は溶けやすくなります。 歯が溶けてしまうと、食べものを噛んだり、歯みがきをする時の摩擦でどんどんすり減ってしまいます。   むし歯 → むし歯菌が糖質を分解して作る酸によって歯が溶ける 酸蝕症 → 酸性の飲食物などで直接歯が溶ける   冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、むし歯が進行したりするなど、さまざまなトラブルを引き起こすことになるのです。     現在、国内での酸蝕症の罹患率は26.1%(2014年)であり、国民のおよそ4人に1人に上ることがわかっています。 酸蝕症はむし歯や歯周病につづく第三の歯の疾患と考えられているのです。   一度鏡でご自分の歯をチェックしてみてください。 ・歯の表面がツルツルして艶がある ・前歯の先端が透けて、ヒビが入ったように見える ・奥歯が以前よりも黄色く見える 酸蝕症にはこのような見た目の特徴があります。 当てはまるものはないでしょうか。     酸蝕症になる原因は? なぜ炭酸飲料やジュースが酸蝕症に影響するのでしょうか。 皆さんはご自分が普段飲んでいる飲み物のpH値を考えたことはありますか? 誰もが一度は理科で勉強したことのあるpH。 pH値が低いほど酸性が強いということになります。 実験で扱う液体だけではなく、飲み物にも酸性が強いものとそうでないものがあるのです。 炭酸飲料などはpH値2.2~2.9、オレンジやミカンなどの果汁飲料はpH値4.0前後が多く、ビールもpH値5.0以下のものがみられます。 これらの飲み物をよく飲んでいる人は、酸蝕症の危険があるということになります。 牛乳や麦茶などはpH値6.0程度のため、酸蝕症のリスクはほとんどないと考えられます。 なお、飲食物のpH値だけで判断するのではなく、酸の種類によってもリスクが異なるために注意が必要です。 ソフトドリンクに含まれることの多いクエン酸とリン酸を比較すると、クエン酸のほうが、酸蝕症のリスクが高いといわれています。   また、もう一つの要因として挙げられるのは、塩酸からなる胃液です。 胃液のpH値は1.0~2.0と強酸のため、これが口の中に流れ込むことによって酸蝕症を引き起こしてしまうことがあります。 逆流性食道炎、拒食症、アルコール中毒、摂食障害などで嘔吐などを引き起こすと、胃液が歯に悪影響を与えかねません。 これらの疾患があり酸蝕症を引き起こしている場合、疾患を元から治療することが必要です。     酸蝕症の対策は? 酸蝕症に対して、どのように気をつければいいのでしょうか。 食後30分の間は歯を磨かないほうがいいという意見があります。 新聞やテレビで多く取り上げられているため、聞いたことのある方もいるかもしれません。 食後は口腔内細菌が酸を出して口の中のpH値が下がります。 唾液の効果で30分ほどで正常なpH値に戻るのですが、その間に歯をみがくことで酸蝕症が進行してしまうリスクがあるからだというのです。 これに対して日本小児歯科学会は、 「子どもが通常の食事をしたときは早めに歯みがきをして、歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことのほうが重要」という見解を表しています。 酸性飲料を飲んだとしても、エナメル質への酸の浸透は象牙質よりずっと少なく、唾液が潤っている歯の表面は酸を中和する働きがあります。 酸性飲料の頻繁な摂取がない限り、すぐには歯が溶けないように防御機能が働いているので、一般的な食事では酸蝕症は起こりにくいと考えられるからだといいます。 子どもの歯みがきの目的は、むし歯予防のために歯垢の除去、すなわち酸を産生する細菌を取り除き、その原因となる糖質を取り除くことです。 歯みがきをしないままでいると、歯垢中の細菌によって糖質が分解されて酸が産生されて、歯が溶け出す脱灰が始まります。 このように、歯垢中の細菌がつくる酸が歯を脱灰してできるむし歯と、酸性の飲食物が直接歯を溶かす酸蝕症とは成り立ちが違うものだという説明です。   また大人の場合でも、「酸性飲食物の摂取直後のブラッシングは避ける」としながらも、「食後のブラッシングはこれまで通り、むし歯の予防に有用といえる」とされています。 つまり、極端に酸性食品が多いメニューでない通常の食事の場合には、食後の歯みがきはむし歯を予防するために必要だということです。   ただし、この2つのグラフを見てください。 食事の間隔をしっかり空けていると口腔内のpH値が元に戻って再石灰化できるのですが、ダラダラ食べ続けているとpH値が戻らず歯が溶けやすい状態が続いてしまいます。 むし歯に対してよく言われていることですが、酸蝕症対策としても、しっかりと間隔を空けて食事をとることが大事です。   さて、これまでの食習慣によって、酸蝕症が進行してしまっているのではないかと心配する人もいるでしょう。 酸蝕症は自分では気づきにくいので、そんな場合は一度受診してください。 通院するのは歯の痛みを感じたとき、という人も多いかもしれませんが、むし歯も歯周病も酸蝕症も早めの対応が重要です。 自分の歯がどんな状態にあるのか、確認しておくことをお勧めします。     また、酸蝕症の予防には適切なブラッシングを心がけることが大切です。 ブラッシング圧(歯みがき圧)は、毛先を歯面に当てた時、毛先が軽くたわむ程度(150~200g)がいいとされており、圧が強すぎたり乱暴であればエナメル質は摩耗します。 ブラッシング方法についても、受診していただいた患者さんにお話ししています。 ぜひ一度ご相談ください。     参考文献: 「各種飲食物の酸性度と酸蝕歯の関係」(北迫勇一)日本歯科医師会雑誌 Vol.63 No.9 2012-12より 「子どもの発育と酸蝕歯」(朝田芳信)子どもと発育発達(日本発育発達学会編)Vol.12 No.3より 「各種飲食物の酸性度と酸蝕歯の関係」(北迫勇一)日本歯科医師会雑誌 Vol.63 No.9 2012-12より 「食後の歯みがきについて」(日本小児歯科学会) より 「食後30分間、ブラッシングを避けることの是非」(日本口腔衛生学会 フッ化物応用委員会) より 「子どもの発育と酸蝕歯」(朝田芳信)子どもと発育発達(日本発育発達学会編)Vol.12 No.3より

2022.07.31

6月 歯に意識を向ける月間

🦷6月🦷歯に意識を向ける月間 今年ももう6月ですね。 6月は歯やお口に意識を向けるように定められた日や週間があります。 6月4日は6(む)4(し)でムシ歯予防の日と言われております。 6月4~10日は歯と口の健康週間で歯を大切にするように働きかける週間なんです。 幼稚園や学校でも歯科検診が増える時期でもありますね。 こんな時期ですので、今回は虫歯予防についてお話ししたいと思います。 まず虫歯は、歯がある事、虫歯菌がいる事、糖質を摂取している事そして、磨き残しがずっと取れずに停滞している事でできてしまいます。    つまり、         です。 この要素が1つでも無くなれば虫歯にはならないのですが、どれも無くすのは難しいです。 1歳前には歯が生えてきますし、糖質は様々な食物に入っています。虫歯菌に感染する時期は早い遅いがありますが、通常の生活をしているといずれどこかで感染することが多いです。そして、どんなに歯磨きが上手でも100%磨くのはむずかしく磨き残しがどこかに残ってしまうものです。 ですので、これらの要素を排除するよりも虫歯にならない様に予防したほうが速く、確実なのです。 では、実際どの様に予防するのかと言うと虫歯予防方法としては沢山ありますが、ここではおすすめの予防法をいくつかご紹介させて頂きます。 まず一つ目はなんと言っても 毎日の歯磨き🪥❗️です。 歯ブラシで歯に付いている虫歯菌をとるのです。目には見えないですが、舌で歯を触ってみてザラザラするような所などには特に多くの虫歯菌が付いています。 この菌を歯ブラシで取りたいのですが、うまい具合にブラシが歯に当たらないと取れないんです。 皆さん毎日歯磨きしてると思いますが、よく見ると意外と磨き残しがあるもので、磨いているけど磨けていないという現実があります。これでは虫歯になってしまいます。 では、磨けるようになるにはどうすればいいか? これは、歯科医院で専門家の指導を受けるのが確実です。 上手に磨ける様に指導を受けて毎日の歯磨きがより意味のあるものにするのが虫歯予防への1番の近道です。 続いて二つめは フッ化物(フッ素)の利用🦷💪です。 まずフッ素が歯に良いと言う事はなんとなく知っている方も多いと思いますがどの様に作用するのかは❓❓知らない❓❓方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明しますと、 フッ素は虫歯になりそうな歯の表面や、生えて間もない幼若な歯や、成人で歯茎が下がって見えてきた根っこの部分などの虫歯になりやすい所に作用します。フッ素と共に唾液中の成分が歯に取り込まれると歯の質は強化され虫歯になりにくい硬い歯の質になっていくのです。 特に乳歯や生え変わり時期の生えたての永久歯に効果的なので、この時期のフッ素の活用はかかせません。 歯科医院での定期的なフッ素塗布と毎日の歯磨きでフッ素入りの歯磨き粉などを使うことをおすすめします。 最後は キシリトール🌱です。 よくガムなどに含まれている甘味料です。 キシリトール、、、❓という方にご説明しますと、白樺や樫の木から抽出される成分で人工的に作られていたり、自然なものですとイチゴやラズベリーやほうれん草などの果物や野菜に含まれています。 キシリトールの虫歯予防効果は虫歯菌に作用します。虫歯菌がキシリトールを摂ることで虫歯の元となる歯を溶かす酸を産めなくします。つまり、虫歯菌の働きを抑制するのです。 虫歯菌を無くすことはできませんが、働けなくする事はできるのです。 沢山の予防法はありますが、1番は病気の原因となる虫歯菌を歯ブラシで取れるように歯磨きを頑張ることです。 その上で歯の質を強くするようにフッ素を使ったり、虫歯菌の働きを抑制させるためにキシリトールを摂取したりと多方面から予防を意識できるとさらに歯を守れる確率が上がります。 今まで知らなかった~使ってなかった~方も是非日常に取り入れて確率の高い虫歯予防をしていきましょう🦷✨

2022.06.05

ホワイトニング効果~DH金澤のつぶやき

ホワイトニング効果✨🦷✨ ~DH金澤のつぶやきvol.2~ 最近はマスク生活が続いていて他の方の口元を見る機会が少し減りましたね。 そんな中ですが、需要が絶えないのがホワイトニングなんです。 みなさまからすると意外でしょうか? しかしながら、毎日鏡で自分と向き合って 「なんか歯、黄色いかな、、、❓」 「もう少し白くならないかな、、、🤔」 「大事なイベントがあるから歯、白くしておこう❗️」 と感じてる方が沢山いらっしゃるんです。 と、言う事で今回はDH金澤がホワイトニングの効果についてつぶやきます🙂 まず、ホワイトニングとは歯の内部の色素を漂白して白く美しく見えるようにする治療です。 クリーニングのステイン(着色)除去とは違って、ステインも全て除去した歯本来の白さからさらにホワイトニング薬剤を使って、より白い歯を目指していくものです。 ホワイトニング方法はいくつかありまして、    マウスピースを作ってご自宅でできる ホームホワイトニング   歯科医院で歯に直接薬剤を塗布する  オフィスホワイトニング               ➕ ホームホワイトニングとオフィスホワイト ニングを合わせてする デュアルホワイトニング   などです。それぞれ治療期間や費用や手順などが異なりますので気になった方はお気軽にお訪ねください☺️ ここからがようやく本題になりますが、このホワイトニングの効果として まず一つに、皆さんご存知、白く美しい歯になるですね❗️当たり前と思われたかとおもいますが、この白く美しい歯が沢山の効果を産んでいきます。 例えば、白くなった歯に自信が持てて笑顔が増えたり、気持ちが前向きになったり、清潔感がでたり、若返ったようにみえたり、、、いい事尽くしなんですね😮 さらに意外な効果としては、歯周病予防や、虫歯予防にも効果があるといわれています。 ホワイトニングに使う薬剤には過酸化水素、過酸化尿素を使用してますが、この薬剤はもともと歯周病治療に使われていた薬剤でした。治療の際に歯茎や歯周病もよくなるけど、歯も白くなる❗️という発見がホワイトニングの始まりのようです🦷✨ それと、虫歯菌にも殺菌、抗菌作用が認められていて虫歯予防にも効果があります。 そもそもホワイトニングをお考えの方ですと、自分の口腔内に対する意識が高い方が多く、綺麗に保とうとするので必然的に虫歯、歯周病のリスクが低いです。 このように歯が白く綺麗になるだけではなく、病気を予防するおまけがついてくるなんてお得すぎますよね🤭 金澤自身もホワイトニングはやっておりまして、感じることは少し白くなるだけでも気分が上がる⤴️と言う事と、すっぴんでも歯が白いとお顔が明るく見えます✨ 白い歯はどんなに高価な宝石やアクセサリーよりも自身を美しく見せる効果のある最強のアイテムと思っております💍 今は沢山のホワイトニングをされている患者さんがいらっしゃいますが皆さん白く綺麗になって本当に嬉しそうでこちらまで嬉しくなります😊 チラリと見える白い歯はステキです✨🦷✨ ご自身の歯が、白くならないかな~白くしたいな~と思っている方、最強のアイテムの白い歯を手に入れるべくホワイトニングをしてみませんか✨😬✨

2022.05.22

ぱっと見の印象ってとても大事

こんにちは。アズ歯科事務長の西川です! 4月も中頃となりましたね。 新たな環境で新たな出会いがあった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? 今日は、「ぱっと見の印象が影響するたくさんのこと」を心理学的な知見をもとにお話してみたいと思います。 今日ご紹介するのは【ハロー効果】という心理効果です。 ハロー効果とは、人間の心理の1つで、対象物に対して後光を感じ取ると、対象の印象を歪めてしまう心理現象を指します。 後光・・?? 簡単に言うと、1つ大きな特徴(後光)があればそれに引っ張られて、その対象の特徴を決定づけてしまうことです。 例えば、皆さんもTVのCMなどを見て、好感度の高い芸能人が起用されているとその会社や商品がとてもよいものに違いないと思って購入した経験ないですか? 逆に、悪い特徴が目立ってしまうと、それに引っ張られて、悪い印象を相手に抱かせてしまうということがあります。 またコミュニケーションにおいて、もっとも相手に影響を与えるのは、話している内容ではなく、実は視覚的な情報であるということが言われています。 ※これをメラビアンの法則といいます。「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えている 話している内容が同じでも、その人の見た目だけで相手がとらえる印象は全く異なるということですね。 見た目じゃない中身を見てくれ!!と思いたくなるところですが、人はほとんどが第一印象や見た目である程度判断してしまうということです。 採用面接やビジネスシーンでの商談など、短期勝負の場面では特に、視覚情報が与える印象というのがじわじわ効いてきます。 歯科医院ですので、強調してお伝えしますが、服装や髪形などの身だしなみもそうですが、歯並びや歯の美しさが相手に与える影響は非常に大きいです。(最近はマスクで隠れてしまっていますが・・) 欧米では、歯並びの良さがファッションやヘアメイク等と同様で、身だしなみと考えられています。身だしなみは、その人の評価を左右しますので、歯並びを整えることは、社会生活上極めて重要です。そのために、アメリカでは実に90%以上の人が歯列矯正治療を受けています。 また、欧米では虫歯治療で銀歯を用いることがほとんどないそうです。 とはいえ、お財布事情もあると思いますので、まずは定期健診に通って、口腔内をきれいに保つ、虫歯の予防を習慣にするところから始めてみませんか?         なかなか結果が出なくて悩んでいるあなた・・ 資格をたくさん取るより、歯石をとったほうが良いのかもしれません(笑) お後がよろしいようで。

2022.04.16

使ってますか?清掃補助道具

さて今回は、毎日歯磨きする時に必ず使って頂きたい補助清掃道具についてお話ししたいと思います。 補助清掃道具❓❓❓ナニソレ❓と言う方も最後まで読んでいただくとお分かり頂けるかと思います😌 皆さまは毎日の歯磨きでどの様なグッズをお使いでしょうか? 「歯磨き」ですので歯ブラシ🪥は皆さまお使いになっている事と思います。 しかし、歯ブラシだけではお口のなかの汚れは60%ほどしか除去できないと言われています。 どんなに歯ブラシを上手に使えても40%ほどの汚れが残ってしまい、その汚れが原因で虫歯や歯周病になってしまいます。 病気にならないためにどうにかして、この残り40%の汚れをとりたいのです。 そこで活躍するのが補助清掃道具です。、、、と言っても沢山の種類がありますが、、、 今回はよく使われている代表的な物をご紹介します。               デンタルフロス       歯間ブラシ     この2つは歯と歯の間の清掃に使うものです。 歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届かないので、そこを磨くためにこれらの道具が必要になります。 使い慣れるまでは手こずったり、面倒になってしまうかもしれませんが、使わないのと使うのではお口の中の環境がまるで違います❗️   使用前               継続使用 使用前               継続使用       上の写真は補助清掃道具を使う習慣の無かった方へ使う必要性と大切さや使い方などをお伝えさせて頂いて、習慣化しながら歯周病治療を終えた時のものです。 継続使用している方は歯茎も引き締まり、歯石の再付着も無くキレイな状態が維持されています。患者さん自身が補助清掃道具を使いながら歯ブラシを頑張った結果であります。 もし、補助清掃道具を使わずに過ごしていたら歯石が再付着して全く違う結果になっていことでしょう。 衛生士が歯石を取る歯周病治療の中で、必ずホームケアで使っていただく様にお伝えさせていただいているのは、いくら歯石を取って歯周病治療をしてもこの補助清掃道具が使えないとまた磨き残しが歯石になり、歯周病が改善されなかったり再発するからです。 それなら使おう❗️と思った方❗️ ちょっと待って下さい🤏 デンタルフロスも指で巻いて使う物、ホルダータイプの物だったり、糸の質だったり 歯間ブラシにおいては歯と歯の隙間のサイズを確かめて使う物ですので一人一人に合った物を正しい使い方で使わないと効果が半減してしまうのです。 この記事を読んで、アレ❓補助清掃道具使ってない、、、大丈夫かな❓や、使い方合ってるかな❓と思った方、アズ歯科衛生士にお気軽にご相談ください😉 一人一人にベストな物をご紹介させていただきますので一緒にお口の健康維持を目指しましょう🦷✨

2022.04.15

アズ歯科衛生士の必需品

     アズ歯科衛生士の必需品 ~ルーペ拡大鏡~ 今回は、アズ歯科衛生士が処置する時に必ず使う道具についてお話ししたいと思います。 アズ歯科に通われてる方ならおそらく見たことがあると思われるのがこの光景❗️  胸元にぶら下げているメガネのようなもの👓ただのメガネではありません。 こちらは我々衛生士が処置する時に必需品となるルーペ🔍です❗️ もちろん歯科医師も使用してます。    このルーペを使用して見るお口の中の状況は肉眼で見る状況とは全く別世界なのです。 肉眼では見えなかった物がどんどん見えてきます。このルーペを使用するのとしないのとでは圧倒的な情報量の差になります。 主に衛生士は歯周病治療(クリーニング)、定期健診、型取りした詰め物を着ける時などで使用します。  2.5倍程の倍率で見ていきますが、肉眼では見えなかった歯石や磨き残し(プラーク)がどんどん見えてきます。 肉眼で見るより視野が狭く、除去すべき歯石や磨き残しも多く見えるので少々時間がかかりますが、その分精密で質の高い治療を提供できます。 他にルーペで見てるところと言えば ・歯石を取る時に歯茎を傷つけないように器具を操作する ・歯周ポケットの中の歯石 ・虫歯になりかけの部分 ・歯が欠けている所、詰め物、被せ物の隙間からの二次的な虫歯 ・詰め物をした際に出る余分な接着剤の除去 などなど他にもありますが、肉眼では見過ごされてしまうような小さなトラブルを発見したり、虫歯になりそうな箇所を見つけて注意喚起することで予防につなげることができます。 歯科に限らず、大切なのが病気を未然に防ぐ予防です。 その次に大切になるのが、早期発見・早期治療です。 予防で病気を防ぐことができたら1番ベストではありますが、例え病気になってしまったとしても早期に発見できればその分ダメージは少ないのです。  ルーペ🔍が無かったら見つけられてない虫歯や、トラブルを見過ごしてしまっている歯は沢山あると思います。 このように、毎日患者さんのお口の中で事件が起きていないかパトロール🚓するのに必ず必要になるルーペ👓 これからもアズ歯科衛生士は患者さんのお口の健康を守るためにルーペと共に質の高い治療を提供できるように精進して参ります👓🔍✨

2022.04.03

アズ歯科の陰の実力者

     アズ歯科の陰の実力者     ~DH金澤のつぶやきvol.1~                    今回はアズ歯科の安心安全を毎日支えてくれている陰の実力者を私DH金澤より紹介させていただきたいと思います。DH金澤のお気に入りの実力者達です。 絶対に表舞台には出てはこないですが確実な仕事をして陰ながら医院を支えてくれる我々の強い味方が こちらの方々❗️ まずは、ミーレジェットウォッシャーさん    こちら通称ミーレは簡単に言うと食洗機のような機械で、使った口腔内ミラーやピンセットなどさまざまな器具をラックに立てかけてスタートスイッチを押したら洗浄~乾燥してくれます。 手洗いをしなくていいというのも良いポイントですが、さらにすごいのが細菌やウィルスを不活性化する基準まで熱水消毒(93°/5分)してくれます。 従来の歯科では高水準消毒液という劇薬、、、いわゆるウィルスも不活性化させる毒性の強い液に浸すという消毒法でした。 ミーレは消毒液ではなく、熱でウィルスを不活性化させるのです。 毎日毎日消毒しなくてはいけないのが医療スタッフ! こんな劇薬を毎日扱って体に良いわけありません。しかも薬液は揮発しますし院内環境にもよくありません。 しかしアズ歯科にはミーレがあります。薬液消毒のマイナス面を全て取り除いてくれたのがミーレ。しかも、薬液消毒より高いレベルで消毒してくれます。 患者さんにも安全で清潔な器具を届けられるのと、スタッフもキレイな環境で安心して働くことができます。 私金澤も毎日ミーレさんには感謝してます✨クリーンな環境をありがとう✨   続いて歯科用オートクレーブ1 、2                  1                                                              2                こちらは滅菌器と呼ばれる物ですべての細菌、ウィルスを死滅させる事ができる機器です。 ひとつに滅菌といってもクラスN、クラスS、クラスBの分類があり、N→S→Bと滅菌レベルがアップします。 クラスBの滅菌レベルは世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。 もちろんアズ歯科ではこのクラスBの滅菌システムを整えております。 オートクレーブ1はさまざまな器具を滅菌するもので、オートクレーブ2は歯を削るハンドピースという道具専用の滅菌器です。 特に2で滅菌するハンドピースは内部が複雑な精密機器でなかなか十分な滅菌が難しいですがこちらのオートクレーブ2に任せると高いレベルで滅菌してくれるのです。 さて、いかがだったでしょうか?これらの優秀な実力者達✨ここまで設備が整えられている歯科医院はまだ少ないです。 日々の診療ではなかなかご覧になっていただけないですが、患者さん、スタッフ、アズ歯科を陰ながら支えて安心、安全を毎日提供してくれる実力者達💪 たまに働き過ぎて「メンテしてー」ってエラーも出してきますが、そんな時は助手さん達が思いっきり可愛がってメンテしてくれてます❤️ こちらの実力者達がいないとアズ歯科は診療できなくなってしまうのでこれからも大切に可愛がっていきたいと思います😌

2022.03.20

「歯磨きしなさい!」って言ってませんか?

こんにちは!アズ歯科事務長の西川です!   事務長ブログ第1弾!!!!!   今日は、「子どもに歯みがきをさせるコツ」として、心理学的な知見をもとにお話してみたいと思います。   かくいう私も3歳児の娘を持つパパであり、娘に歯みがきをさせるのに苦悩している当事者であります。   なかなか歯みがきに取りかからない子どもを目の前に、ついついイライラして「歯みがきしなさい!!」と命令口調になっていませんか?   今日ご紹介するのは【心理リアクタンス】という心理効果です。   心理リアクタンスとは、本来持っている選択や行動の自由を他者に脅かされたときに、その自由を回復しようとして、あえて妨げられた行動をしようとする心理効果のことを言います。   みなさんも、他人からこうしたほうがいいよという正論のアドバイスをされて、そうすることが本当は正しかったと思っていても、ムッとして反論したりしたことありませんか?   童話:鶴の恩返しで、鶴に扮した女の子が決して部屋をのぞかないでくださいねと言ったのにもかかわらず、結局のぞいてしまうのは、のぞかないという選択を強制されることで【心理リアクタンス】が働いてしまうからなんですね。   さあ、もうわかりましたね。   子どもに「歯みがきをしなさい!!」と命令口調で言ってしまうと、子どもは歯みがきをするという選択を強制されてしまい【心理リアクタンス】が働き、反対の歯磨きを絶対したくないという行動になってしまうわけです。   【心理リアクタンス】が働かないよう、子どもの行動の自由を奪わずに、選択権を与えてあげることが重要です。   まずは、子どもの言っていることに耳を傾けてあげて、歯磨きをするという選択を自分でできるよう仕向けてあげる必要があります。   とはいえ、なかなか簡単なことではありませんが・・・ あーしなさい、こーしなさい、なんでいうこと聞かないの?と言っているうちは、子どもは絶対に言うことは聞かない。「聞きたくない心理状態」になっているということを理解しておくことが重要です。   本日は、【心理リアクタンス】について、紹介してみました。   お子さんの健康な歯を保つためには、歯みがき習慣をしっかりと身につける必要があります。そのためには、親御さんがお子さんへの伝え方や接し方を工夫してあげることがとても大事です。   「歯みがきしなさい!!」と言いたくなるのをぐっとこらえて、まずはお子さんの言葉に耳を傾けてみましょう。   本日の参考図書はこちら↓↓  

2022.03.01