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桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

ぱっと見の印象ってとても大事

こんにちは。アズ歯科事務長の西川です! 4月も中頃となりましたね。 新たな環境で新たな出会いがあった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? 今日は、「ぱっと見の印象が影響するたくさんのこと」を心理学的な知見をもとにお話してみたいと思います。 今日ご紹介するのは【ハロー効果】という心理効果です。 ハロー効果とは、人間の心理の1つで、対象物に対して後光を感じ取ると、対象の印象を歪めてしまう心理現象を指します。 後光・・?? 簡単に言うと、1つ大きな特徴(後光)があればそれに引っ張られて、その対象の特徴を決定づけてしまうことです。 例えば、皆さんもTVのCMなどを見て、好感度の高い芸能人が起用されているとその会社や商品がとてもよいものに違いないと思って購入した経験ないですか? 逆に、悪い特徴が目立ってしまうと、それに引っ張られて、悪い印象を相手に抱かせてしまうということがあります。 またコミュニケーションにおいて、もっとも相手に影響を与えるのは、話している内容ではなく、実は視覚的な情報であるということが言われています。 ※これをメラビアンの法則といいます。「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で影響を与えている 話している内容が同じでも、その人の見た目だけで相手がとらえる印象は全く異なるということですね。 見た目じゃない中身を見てくれ!!と思いたくなるところですが、人はほとんどが第一印象や見た目である程度判断してしまうということです。 採用面接やビジネスシーンでの商談など、短期勝負の場面では特に、視覚情報が与える印象というのがじわじわ効いてきます。 歯科医院ですので、強調してお伝えしますが、服装や髪形などの身だしなみもそうですが、歯並びや歯の美しさが相手に与える影響は非常に大きいです。(最近はマスクで隠れてしまっていますが・・) 欧米では、歯並びの良さがファッションやヘアメイク等と同様で、身だしなみと考えられています。身だしなみは、その人の評価を左右しますので、歯並びを整えることは、社会生活上極めて重要です。そのために、アメリカでは実に90%以上の人が歯列矯正治療を受けています。 また、欧米では虫歯治療で銀歯を用いることがほとんどないそうです。 とはいえ、お財布事情もあると思いますので、まずは定期健診に通って、口腔内をきれいに保つ、虫歯の予防を習慣にするところから始めてみませんか?         なかなか結果が出なくて悩んでいるあなた・・ 資格をたくさん取るより、歯石をとったほうが良いのかもしれません(笑) お後がよろしいようで。

2022.04.16

奥歯にこそインプラント

1番奥の歯がなくなってしまった場合の治療の選択肢として、 インプラント、入れ歯が考えられます。 両者は保険内外の治療方法で大きく異なるため、治療の選択に悩む患者様が多くいらっしゃいます。 それぞれの特徴を挙げていきます。 ●入れ歯のメリット 保険適用 作製に伴う大きな治療を必要しない場合が多いため、全身状態や年齢関係なく治療可能 治療期間が短い   ●入れ歯のデメリット 違和感があり慣れるまで時間がかかる 取り外して掃除が必要 噛む力が弱くなる   ●インプラントのメリット 自分の歯と同じように噛める 審美的で違和感がない 他の歯と同じような歯磨きが可能   ●インプラントのデメリット 保険適用外 外科処置が必要 治療期間がかかる場合がある   今回は奥歯を抜歯になってしまった患者様のケースです。 治療前の写真です。 この後、右下の奥歯も歯が割れてしまったことで抜歯になりました。 治療方法で入れ歯、インプラントの説明を行いました。 患者様が1番気にされていた部分は、以前のようにしっかり噛む事ができるかどうかでした。 その点で考えると、入れ歯は自分の歯に比べ3割ほどの力しか発揮できないと言われています。 50代の男性の方で今後の生活を考えた場合、金額の差はあっても、不自由なく食べれることを重視しインプラントを選択されました。   左下2本、右下1本インプラントの手術を行い、土台が入った状態です。 ここに仮歯を装着します。 仮歯の状態で噛み合わせに問題が出ないか、汚れが溜まりやすくないかなどを経過観察していきます。 問題があれば修正し、安定したところでその形を参考に最終的な被せ物に変更していきます。   左右にセラミックの被せ物を装着した後の写真です。 審美的にも機能的にも問題なく大変喜んでいただけました。   治療前後で比較します。 自分の歯と同じように噛むこともでき、周りの歯と同じように歯磨きを行うことで健康な状態を維持していくことが可能です。 インプラントも他の治療と同じで治療が終わったら終わりではなく、その状態を維持するために定期的な健診と歯科医院でのクリーニングが必要です。 アズ歯科桶川院には、口腔外科専門医が複数在籍しており、他院では難しいと言われたケースにも対応可能です。 お気軽にご相談ください。 治療期間 5ヶ月 治療費  ¥1200,000+ tax 治療のリスク インプラントが歯周病になる可能性がある  

2022.04.16

使ってますか?清掃補助道具

さて今回は、毎日歯磨きする時に必ず使って頂きたい補助清掃道具についてお話ししたいと思います。 補助清掃道具❓❓❓ナニソレ❓と言う方も最後まで読んでいただくとお分かり頂けるかと思います😌 皆さまは毎日の歯磨きでどの様なグッズをお使いでしょうか? 「歯磨き」ですので歯ブラシ🪥は皆さまお使いになっている事と思います。 しかし、歯ブラシだけではお口のなかの汚れは60%ほどしか除去できないと言われています。 どんなに歯ブラシを上手に使えても40%ほどの汚れが残ってしまい、その汚れが原因で虫歯や歯周病になってしまいます。 病気にならないためにどうにかして、この残り40%の汚れをとりたいのです。 そこで活躍するのが補助清掃道具です。、、、と言っても沢山の種類がありますが、、、 今回はよく使われている代表的な物をご紹介します。               デンタルフロス       歯間ブラシ     この2つは歯と歯の間の清掃に使うものです。 歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届かないので、そこを磨くためにこれらの道具が必要になります。 使い慣れるまでは手こずったり、面倒になってしまうかもしれませんが、使わないのと使うのではお口の中の環境がまるで違います❗️   使用前               継続使用 使用前               継続使用       上の写真は補助清掃道具を使う習慣の無かった方へ使う必要性と大切さや使い方などをお伝えさせて頂いて、習慣化しながら歯周病治療を終えた時のものです。 継続使用している方は歯茎も引き締まり、歯石の再付着も無くキレイな状態が維持されています。患者さん自身が補助清掃道具を使いながら歯ブラシを頑張った結果であります。 もし、補助清掃道具を使わずに過ごしていたら歯石が再付着して全く違う結果になっていことでしょう。 衛生士が歯石を取る歯周病治療の中で、必ずホームケアで使っていただく様にお伝えさせていただいているのは、いくら歯石を取って歯周病治療をしてもこの補助清掃道具が使えないとまた磨き残しが歯石になり、歯周病が改善されなかったり再発するからです。 それなら使おう❗️と思った方❗️ ちょっと待って下さい🤏 デンタルフロスも指で巻いて使う物、ホルダータイプの物だったり、糸の質だったり 歯間ブラシにおいては歯と歯の隙間のサイズを確かめて使う物ですので一人一人に合った物を正しい使い方で使わないと効果が半減してしまうのです。 この記事を読んで、アレ❓補助清掃道具使ってない、、、大丈夫かな❓や、使い方合ってるかな❓と思った方、アズ歯科衛生士にお気軽にご相談ください😉 一人一人にベストな物をご紹介させていただきますので一緒にお口の健康維持を目指しましょう🦷✨

2022.04.15

銀歯の影響で金属アレルギー?

口腔内に金属が入っている患者様は多いと思います。 長年金属が入っていても問題でない場合もありますが、金属が唾液でイオン化され体内に入りそれが積み重なることで急に金属アレルギーを発症する事があります。 症状としては、口の中が荒れる、肌荒れ、舌が荒れる、治らない痒み、じんましんなどがあります。 今現在、金属アレルギー反応がない方でも口の中の金属によってアレルギーになってしまう恐れがあります。言い換えると、金属が入っている限り、金属アレルギーになる危険性に常に晒されている状態にあると言えます。 今回の患者様も、肌荒れがなかなか治らずアレルギー検査を受けた所、歯科用金属が該当したとのことで、皮膚科の先生から紹介で来院されました。 金属は以前から入っていたとのことで、急な発症で驚いたそうです。 金属から材料を交換する場合、 ①医療用樹脂(プラスチック) ②セラミック があります。 ①の樹脂の場合保険を適用できるため、金額を抑えられるメリットはありますが、歯との接着性が弱く脱離する可能性があること、強度が弱く割れてしまう可能性があることがデメリットとして考えられます。   ②のセラミックの場合、強度や接着性が強いこと、表面がツルツルで汚れが付着しづらいこと、審美的であることがメリットとして挙げられます。 デミリットは保険適用外のため金額がかかることです。 今回の患者様は②セラミックを選択されました。 処置前の写真です。 上の奥歯に銀歯が2本入っています。 別の部分にも金属はありますが、今回はこの部分からの処置になりました。 処置後の写真です。 色も自然で審美的にも満足していただけました。   患者様それぞれで重視するポイントが違うため、金額を重視し保険内の樹脂を選ばれる方もいますし、材質の良さを重視しセラミックを選択される方もいます。 大事なのはどちらを選んでも再発しないようしっかりメンテナンスを受けることだと思います。 定期健診を受けることで材質の劣化や初期の虫歯に気付ける場合があります。  治療期間 1ヶ月 治療費  ¥150,000+ tax 治療のリスク セラミックが欠ける可能性がある  

2022.04.11

インプラントの仮歯

歯科医院で治療を受ける際に仮歯というワードを聞くことがあると思います。   歯が欠けたところに応急的に詰めるもの、 銀歯の型を取ってから完成までに詰めておくもの、 根の治療をしている期間に穴を塞いでおくもの、etc.   仮歯といってもいろいろな要素があり、 それぞれの目的や、その素材も違います。   今日はインプラント治療の際の仮歯についてお話しします。 インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯根(インプラント)を埋入し、歯を補う治療法です。 インプラントを骨に埋め込む手術をした後、インプラントが骨にしっかりくっつくまで3ヶ月〜半年ほどの待ち時間が必要です。   インプラントと骨がくっついたら、その上に被せ物を作っていく段階になります。 その際の治療の様子を見ていきましょう。 骨と人工歯根(インプラント)がくっついていて、これから被せ物を作るところです。   インプラントの位置や歯ぐきの状態がわかるように型を取り、被せ物を作っていくのですが、 被せ物をつけたら噛む感じに違和感があったり、隣の歯との間に食べ物が詰まったりするかもしれません。   そうなった時には調整が必要ですが、最終的な被せ物が完成してしまった後では大きな調整はできません。 となると、事前に改善点を知る必要があります。   インプラントの仮歯はそのためにあるのです。 これがインプラントの仮歯です。 人工歯根の上に被せ物(仮歯)がついている状態です。   これでやっと噛むことができるようになります。 実際にお食事をとってみて、気になる箇所がないかチェックします。   左が仮歯、右が完成した被せ物です。 ずっとお口の中で機能していた仮歯を外して観察してみると、問題点がわかります。   歯石がついていれば歯みがきしにくいポイントの調整が必要ですし、 短期間で擦り減りがあれば噛み合わせに問題があるかもしれません。   そうした心配事がなければ、もしくは調整して改善されたら、 その被せ物の形はOK、合格ということです。 その形をコピーして、最終的な被せ物を作ります。   素材がプラスチックからセラミックに変わります。 セラミックは表面がツルツルで歯石が付きづらく、歯ぐきに優しいというメリットがあります。 また、耐久性があるので擦り減る心配も少なく、経年劣化して黄色くなることもないので安心です。   いかがでしたか? インプラントは手術のイメージがあると思いますが、その後の被せ物の治療も大事です。 仮歯の時期をはさんで問題点を確認しておくことで、 治療が終わった後も、長く快適にお食事できるかどうか、シミュレーションすることができるのです。   治療期間 6ヶ月 治療費  ¥400,000 治療のリスク インプラントが歯周病になる可能性がある。

2022.04.07

銀歯の下の虫歯-マイクロスコープの力-

虫歯の治療で銀歯を入れた経験のある方は多いと思います。 症状もなく銀歯が外れてこないとその歯に問題は起こっていないと考えていないでしょうか。 金属は外れなくても毎日噛むことによって変形し、中のセメントが漏れ出し隙間ができてしまいます。 そうなると中で少しづつ虫歯が進行しているかもしれません。   噛むとたまに痛いことを主訴に来院された患者様です。 右下にたまにピリッとした痛みはあるが強い痛みではないそうです。 口の中の写真とレントゲン写真です。 右下にはレントゲンでもはっきりとした虫歯は見つかりません。   そこでマイクロスコープを使用します。 金属と歯の間に隙間があるように見えます。 もう少し拡大して確認します。 はっきりと隙間があることが分かります。 この部分を触ると中から汚れが出てきます。   この状態から治療が必要な旨を説明し、同意を得て治療に移行します。   銀歯を除去します。 すると、中は虫歯で真っ黒になっています。 このように症状はなくても、レントゲン写真では写ってこなくても、銀歯の下に虫歯ができている場合があります。 口腔内の細菌が入りこむ隙間ができてしまうことにより虫歯ができるため、この隙間をマイクロスコープで見つけることができれば早期発見につながります。 アズ歯科桶川院では保険診療内外関係なくマイクロスコープを使用した治療に取り組んでおります。 気になる部分がなくても定期的な健診をおすすめします。 https://www.youtube.com/watch?v=dY1qn_X5a5s   治療期間 1日 治療費  保険診療 約¥1,000 治療のリスク 詰めるものが取れてしまう場合がある

2022.04.06

アズ歯科衛生士の必需品

     アズ歯科衛生士の必需品 ~ルーペ拡大鏡~ 今回は、アズ歯科衛生士が処置する時に必ず使う道具についてお話ししたいと思います。 アズ歯科に通われてる方ならおそらく見たことがあると思われるのがこの光景❗️  胸元にぶら下げているメガネのようなもの👓ただのメガネではありません。 こちらは我々衛生士が処置する時に必需品となるルーペ🔍です❗️ もちろん歯科医師も使用してます。    このルーペを使用して見るお口の中の状況は肉眼で見る状況とは全く別世界なのです。 肉眼では見えなかった物がどんどん見えてきます。このルーペを使用するのとしないのとでは圧倒的な情報量の差になります。 主に衛生士は歯周病治療(クリーニング)、定期健診、型取りした詰め物を着ける時などで使用します。  2.5倍程の倍率で見ていきますが、肉眼では見えなかった歯石や磨き残し(プラーク)がどんどん見えてきます。 肉眼で見るより視野が狭く、除去すべき歯石や磨き残しも多く見えるので少々時間がかかりますが、その分精密で質の高い治療を提供できます。 他にルーペで見てるところと言えば ・歯石を取る時に歯茎を傷つけないように器具を操作する ・歯周ポケットの中の歯石 ・虫歯になりかけの部分 ・歯が欠けている所、詰め物、被せ物の隙間からの二次的な虫歯 ・詰め物をした際に出る余分な接着剤の除去 などなど他にもありますが、肉眼では見過ごされてしまうような小さなトラブルを発見したり、虫歯になりそうな箇所を見つけて注意喚起することで予防につなげることができます。 歯科に限らず、大切なのが病気を未然に防ぐ予防です。 その次に大切になるのが、早期発見・早期治療です。 予防で病気を防ぐことができたら1番ベストではありますが、例え病気になってしまったとしても早期に発見できればその分ダメージは少ないのです。  ルーペ🔍が無かったら見つけられてない虫歯や、トラブルを見過ごしてしまっている歯は沢山あると思います。 このように、毎日患者さんのお口の中で事件が起きていないかパトロール🚓するのに必ず必要になるルーペ👓 これからもアズ歯科衛生士は患者さんのお口の健康を守るためにルーペと共に質の高い治療を提供できるように精進して参ります👓🔍✨

2022.04.03

早期矯正治療

歯並びが気になって歯科医院に相談に行っても、矯正は大人の歯が生えてからじゃないとって言われた経験ありませんか? 実際にそういったケースもあるのですが、歯並びの種類によっては早い段階から矯正治療を行える場合があります。   健診と歯並びの相談で来院された患者様で、6歳の男の子です。 初診時の写真です。 噛み合わせが反対になっており、上の前歯が下の歯に隠れてしまっています。 この状態で永久歯への生え変わりを迎えると、将来的に同じような歯並びになってしまう可能性があります。 そのため、永久歯が生えてから矯正を始めるのではなく、早い段階から治療で介入した方が良いケースです。 通常の矯正治療では型取りなどを行い、オーダーメイドで作製した装置を使用します。 しかし、年齢が小さいと上手く型取りが行えない場合もあります。 そのため、今回は口のサイズに合った既製の矯正装置を使用します。   ムーシールドと呼ばれる透明の装置で、基本就寝中に使用してもらいます。   装置の使用方法を説明し、一部形を調整します。 自宅で使用してもらい、定期的にチェックをしていきます。 6ヶ月使用してもらった状態です。 反対だった噛み合わせが治り、正常な噛み合わせで永久歯に交換できています。   治療前後で比較します。   今回の処置は早期矯正治療に該当し、今後必要であれば小児矯正に移行していきます。 医院によっては 矯正治療は行うが小児矯正は扱っていない。 マウスピース矯正のみなら対応できる。 といった場合があります。 アズ歯科桶川院では複数の矯正専門医が診療にあたっており、年齢関係なく幅広いケースに対応が可能です。 お気軽にご相談ください。 治療期間 6ヶ月 治療費  ¥80,000+ tax 治療のリスク 治りきらない場合がある。    

2022.04.01

診療施設(本館・新館)のご案内について

いつも当院にご来院いただきありがとうございます。当院にご予約いただいた方へ診療施設(本館・新館)について下記の通りお知らせします。 ※「診療施設(本館・新館)」を以下「診療施設」と表記します。 アプリ会員の方、当日の診療施設をご案内していないSMS受診可能な方に、試験的にご案内メールをお送りしていましたが、患者様からのご意見をもとに再検討をさせていただき、誠に勝手ながら、2022年4月1日よりご案内メールのサービスを廃止させていただくことといたしました。 今後の診療施設のご案内につきましては、ご予約の際に口頭にてお伝えをいたします。ご予約時に診療施設が未確定・不明の場合は、当日にご案内をいたしますので、まずは本館へお越しください。 また、当日の診療状況により事前にご案内をしていても、当日に診療施設が変更になる場合がございます。 ご不便をおかけいたしますが、今回の変更に伴って、個別での対応は致しかねますので何卒ご了承ください。

2022.03.29

奥歯にこそセラミックを

セラミック治療とは、   虫歯などで失った歯を補うために、 セラミックという材料で歯の形を復元する治療のことです。   見た目が綺麗ですが、 自費診療となるため高額になる場合が多く、   「どうしても前歯に銀歯をつけたくないから前歯はセラミックで、 奥歯は見えないから保険診療の銀歯でいいです」 という声をちらほら耳にします。   しかし、 セラミックには見た目が綺麗なだけでなく、 もう一つ重要なメリットがあるのです。   それは、 表面が滑沢で、汚れが付きづらいことです。   こちらをご覧ください。 中央に白い被せ物が2つ見えます。 左が保険診療でできるCAD/CAM冠、 右が自費診療のセラミックの被せ物です。   このアングルからではそこまで大きな違いには見えません。 では、横から見てみましょう。   保険診療の被せ物の周囲には、プラークと呼ばれる細菌がたくさん付いています。 みがけていないとそこから虫歯や歯周病が進んでしまいます。   対して、セラミックはどうでしょう。   保険診療の被せ物よりも奥に位置しているので、 よりプラークがたくさん付きそうなものですが、 周囲に目立ったプラークはありません。   これが、セラミック治療の大きなメリットです。 同じ歯みがきをしていても、 表面がツルツルなので汚れが付きづらく、 虫歯予防や歯周病予防につながるのです。   ここで、 奥歯の虫歯治療でセラミックを被せた治療の一例をお見せします。   一番奥の金属の詰め物の中に虫歯がひろがっていたため治療をしました。   セラミック治療をしました。 白くて綺麗です。   それだけではなく、被せ物の周囲に汚れが付きづらいため、 金属の被せ物にくらべて今後の虫歯リスクが軽減されます。   このように、 セラミック治療は単に見た目が綺麗だというだけではなく、 治療後の虫歯の再発防止にも役立つことを知っていただけたらと思います。   治療期間 2ヶ月 治療費  ¥50,000+ tax 治療のリスク 保険診療と比較すると高額である。    

2022.03.28