ブログ一覧

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

5月の診療について

  5月9日(木)はスタッフ研修のため休診 5月24日(金)はスタッフ研修のため17時までの診療 ‌ その他の診療については毎日診療を実施しております。 ‌ 矯正日が5月4日(土)、5日(日)、26日(日) 外科日が5月6日(月)です。 ‌ □■ゴールデンウィークの診療時間について■□ ‌ 5/1(水)、5/2(木)は9時~19時までの診療 5/3(金)~5/6(月)は9時~17時までの診療 ‌ とさせていただきます。 お口の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

2024.04.26

4月の診療について

  4月18日(木)は機器メンテナンスのため終日休診 4月25日(木)はスタッフ研修のため17時までの診療 ‌ その他の診療については毎日診療を実施しております。 ‌ ‌ 矯正日が4月6日(土)、7日(日)、13日(土)、28日(日) 外科日が4月14日(日)です。 ‌ お口の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

2024.03.27

前歯の隙間気になりませんか?

前歯に隙間があり気になると、相談で来院された患者さんです。 隙間ができるケースはいくつかあります。 ①大人の歯が生えてきた頃からずっと隙間がある場合 ②噛み合わせが不安定で上の前歯が押されることにより、だんだん前歯に隙間ができる場合 ③以前受けた前歯の治療が不十分だったり、かけてしまうことで隙間ができている場合 ケースによって単純に前歯の隙間を埋めるだけではまた隙間ができてしまうこともあります。   今回のケース。 初診時の写真です。 問診から昔から隙間はあったとのことです。 口腔内の診査から、前歯の噛み合わせが深く、前歯が押されて隙間ができている可能性も考えられました。 しかし、噛み合わせも検討すると矯正も必要になってきますが、今回は前歯の隙間のみを気にされていたため、その部分のみの治療を検討していきます。     治療方法として ①矯正で隙間を閉じる ②セラミックなどの被せ物で歯の形を変えて隙間を埋める ③医療用の樹脂(プラスチック)で隙間を埋める が考えられます。   今回は歯の形や色は気にならず、隙間のみ気になるとのことでしたので ③の治療方法で対応することになりました。 出来るだけ自分の歯の色に近い材料を選択し、自然な歯の形になるように慎重に詰めていきます。 治療後の写真です。 歯は全く削らず、表面を研磨し樹脂を接着させてある状態です。 材料自体は強度がすごく高い訳ではないため、欠けてしまう可能性はありますが、歯を削っていないので再治療も可能です。   治療前後で比較します。 隙間を閉じるため周囲の歯より少し歯の幅が広くなってしまっていますが、患者さんにはとても喜んでいただけました。   隙間が広すぎると樹脂だけでは対応できない場合もありますが、歯を削らないためとても良い治療方法だと考えています。 ケースによって治療方法を検討し提案しています。 アズ歯科桶川院では、審美治療も数多く対応しています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 1日 治療費 ¥20,000 + tax 治療のリスク 欠けてしまう場合がある  

2024.03.26

お昼休みについて

いつも当院をご利用いただきありがとうございます。 これまでお昼休みを設けずに1日通して診療を実施しておりましたが、 診療体制の都合上、誠に勝手ながら13:00-14:00の時間を休診とさせていただくこととなりました。 13:00-14:00については、お電話もつながらない状況となりますので、何卒ご理解いただけますと幸いです。 ご不便をおかけいたしますが、宜しくお願い致します。

2024.03.10

3月の診療について

  3月14日(木)はスタッフ研修のため14時までの診療 3月20日(水・祝)はアズ歯科五周年記念式典のため終日休診 3月29日(金)はスタッフ研修のため17時までの診療 ‌ その他の診療については毎日診療を実施しております。 ‌ 矯正日が3月9日(土)、16日(土)、17日(日) 外科日が3月17日(日)です。 ‌ お口の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

2024.02.28

この親知らずは抜歯すべき?

親知らずは抜いた方がいいですか?と色々な場面で聞かれます。 抜くのをおすすめする場合が多いのですが、実際は親知らずの生え方によると考えています。 ①真っ直ぐに生えている場合 虫歯ができていたり、磨き残しが多い場合は抜歯をおすすめします。 また、例えば上の親知らずのみ残存しており下の親知らずがない場合は、上の歯が少しづつ落ち下の歯茎にぶつかり痛くなる場合があるため抜歯をおすすめします。 真っ直ぐ生えていても痛む場合も同様です。   ②横を向いている場合 基本的には汚れが溜まりやすく、痛みを繰り返す場合が多いため抜歯をおすすめします。 しかし、親知らずの下方の顎の骨の中には太い神経と血管が通っています。 そのためどのケースにおいてもその神経との位置関係をしっかり確認して抜歯可能かどうか判断する必要があります。 神経と距離が近くリスクが高い場合は、痛みなどがあっても抜歯を回避し、痛みが出ない様定期的に経過を診ていくケースもあります。   今回は親知らずの抜歯相談で来院されたケースです。 処置前の写真です。 左下の親知らずが少し口の中に出ています。 食べ物がよく挟まり、たまに痛みも出るとのことです。 レントゲン写真で親知らずの生え方を確認します。 横を向いており、手前の歯との間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクがある状態です。 痛みなどの症状が出ること、横を向いていて周囲の歯への悪影響の可能性も考慮し、抜歯をお勧めしました。 抜歯にあたって、親知らずの下方にある神経の位置をC Tで確認し、抜歯に伴うリスクを説明します。 抜歯後の写真です。 周囲の骨や組織を傷つけないよう、頭の部分で歯をカットし抜歯しました。   傷口も出来るだけ最小限になるよう注意を払いながら行います。   抜歯後1週間で糸を取った状態です。 まだ少し抜いた後の穴はありますが、このままゆっくり閉鎖していきます。 その間食べ物が詰まりやすい感覚はありますが、内部には歯茎ができているため感染などを起こすことはほとんどありません。 腫れや痛みも大きく出ることもなく、患者さん自身も思ったより楽だったとびっくりしていました。   親知らずは必ずしも抜かなければいけない訳ではありません。 しかし、生え方や口腔内の状況によって抜歯が必要な場合もあります。 その場合には、しっかりと診断し適切な手技によって抜歯が行われるべきです。 アズ歯科桶川院ではCTなどで細かく位置を把握し、 口腔外科専門医での抜歯を行なっています。   他院にて抜歯は難しいと相談を受けたケースもお気軽にご相談ください。 治療期間 2週間 治療費 保険診療 治療のリスク 抜歯後、痛みや腫れが出る場合がある    

2024.02.02

どの歯が痛みの原因かわからない?

歯医者なので歯が痛くて来院される方はたくさんいます。   ただ、その中で、   「この歯が痛いから治療してほしい」と明確に痛みの場所がわかる方もいらっしゃるのですが、   どの歯が痛いのかハッキリわからない、 痛みは強いんだけど、全体が痛く感じて原因の歯がわからない、   なんてことは珍しくありません。   本日はそのようなお悩みの患者さんの治療をしたときのお話です。       上の奥歯が痛いという主訴で来院されました。   レントゲンの写真ですが、 これといって痛みの原因となりそうな虫歯や歯周病は見当たりません。 基本的に虫歯や歯周病になるとレントゲンだと黒く映ります。     患者さんは、 「上の奥歯が痛いということはわかるが、どの歯が痛いのかわからない」 とのことだったので、 実際に歯や歯ぐきを触ったり、いろいろと検査をしてみました。   しかし、それでもハッキリと痛みの原因となる歯は見つかりませんでした。   ・明らかな虫歯や歯周病が見当たらない ・染みる程度ではなく、痛み止めを常に飲んでいないと辛いくらいの痛みがある   このような場合、もう一つ可能性として考えられるのが、 歯の破折(クラック)、です。     先程写っていた歯を別の角度から見てみます。 以前、虫歯の治療をして金属の詰め物をされているようですが、 そのフチのあたりに細かい亀裂のような部分を確認することができます。   ただし、このような亀裂はよくあるものです。 エナメル質の表面に細かな亀裂があったとしても、そのすべてが治療対象になるわけではありません。   今回のように強い痛みがある場合、 その亀裂が歯髄(歯の内部にある神経)まで達しており、 そこから細菌感染を起こして炎症を生じている可能性があります。   そのため、詰め物を外して内部を確認してみることにしました。   詰め物を外した後の状態です。 虫歯はありません。 詰め物を接着していたセメントがまだ残っているので、除去を進めます。   セメントをとった後の状態です。 矢印で示した部分に亀裂を確認できます。   この亀裂が歯髄まで達しているならば、 そこから細菌が感染して歯髄が炎症を起こしている、または壊死していると判断し、根管治療を進めることになります。   今回は亀裂が歯髄まで達していることを確認し、根管治療を進めました。 根管治療では内部に唾液が侵入して再度感染を引き起こさないように、ラバーダムというゴムのシートをかけた状態で治療します。   マイクロスコープで視野を拡大しながら治療を進めます。 このような細かい亀裂は裸眼ではよく見えず、専用の機器を使用しないと歯科医師でも発見できないことがあります。 「他の病院では何も問題はないと言われていたけど、痛みが引かなくて」 という主訴の方もいらっしゃるのです。   ちなみにこの亀裂が骨まで達していると歯周病が進行するため、抜歯をしなければいけないケースもあります。   CTレントゲン写真です。 この時点では骨の吸収はなさそうでした。   ただし、亀裂が骨に達していた場合、徐々に歯周病が進行するため、今後もレントゲンで確認していく必要があります。   今回の治療で無事に痛みはなくなりました。   痛みの原因がハッキリわからない時は、 「前の歯医者で気のせいと言われた」という患者さんもいらっしゃいますが、 検査をしっかり行うことで原因がわかり、治療できることがあります。   気になる方はぜひ一度アズ歯科桶川院までご相談ください。   治療期間 1ヶ月 治療費 保険診療 治療のリスク 痛みがすぐに消失しない可能性がある  

2024.01.28

2月の診療について

  2月13日(火)はスタッフ研修のため17時までの診療 ‌ その他の診療についてはお昼休みなしで毎日診療を実施しております。 ‌ 矯正日が2月4日(日)、17日(土)、24日(土)、25日(日) 外科日が2月12日(月・祝)です。 ‌ ‌ お口の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

2024.01.26

奥歯の痛みってどう治すの?

奥歯の痛みで来院されました。 その時のレントゲン写真です。 矢印の部分に炎症がありそうです。   被せ物を外してみました。 大きな虫歯があるようには見えませんが、一番奥の歯には亀裂が入っており、そこが炎症を起こしている原因であることがわかりました。   残念ですが、この歯は抜歯が必要な状況でした。   抜歯後、手前の歯の治療をしている時の写真です。   セメントをとっていくと虫歯になっていることがわかります。   虫歯の部分を削って、   土台となるようにコンポジットレジンという材料で形を盛り足します。   その上にプラスチックの仮歯をはめて、まずはこの状態で食事をしていただきます。 歯の神経の近くまで虫歯が及んでいたので、痛みなどの問題が出ないか経過をみるのです。   そのうちに奥の抜歯した部分にはインプラントを入れる準備を進めます。 これはCT上でのシミュレーションです。   下歯槽管と呼ばれる下顎骨の中の血管や神経が通る管との位置関係を調べたり、インプラントの周りにどれくらいの骨の厚みがありそうか見てみることで、安全に手術ができそうか確認するのです。   インプラント処置後のレントゲン写真です。 シミュレーション通りの位置にインプラントが入っており、経過良好です。   続いて上の歯の治療に進みます。 こちらはレントゲン上、問題がないように見えますが、   歯ぐきがプクッと腫れていました。 歯の中になにかしら問題があるようです。   差し歯だったので外してみました。 マイクロスコープで覗いてみると亀裂が入っていることがわかりました。   残念ながら亀裂が入っていると炎症が治らないので、抜歯しました。 歯ぐきが腫れていたところを抜歯後に内側から見ているところです。 骨が溶けて炎症組織が見えます。   実際の歯はこんな感じです。 亀裂が入っているのがわかります。   こちらはブリッジという治療法で治しました。 治療後のレントゲン写真です。 前後の歯を被せ物でつなげることで抜歯した部分にも人工歯ができ、噛めるようになるのです。   治療の前後を見比べてみましょう。   治療前 治療後   治療前 治療後   治療前 治療後   上下の奥歯を同時に治療することで、良い噛み合わせを作ることができます。 治療後に良い状態をキープするためにはとても大事なことなのです。   インプラントを入れた下の奥歯の写真です。 歯ぐきと馴染むような形にすることで歯みがき、メンテナンスがしやすくなります。   ブリッジを入れた上の奥歯の写真です。 もともと少し歯ならびがガタガタの状態でしたが、被せ物にすることで形を揃えることができます。   そうすることで安定した噛み合わせとなり、咀嚼しやすくなるのはもちろんのこと、 一つ一つの歯にかかる負担をバランスよく分配することができ、歯を長持ちさせることができるのです。   今回は被せ物の材料をセラミックにしました。 むし歯や歯周病の原因となるプラークが付着しづらく、病気の予防につながります。   いかがでしたか? 奥歯の治療をする際に大事なポイントは、 ・歯の内部の状態をしっかり確認して病気になっている原因を探ること ・全体の噛み合わせを考えることで治療後に病気を再発させない環境を作ること です。   ご興味のある方はぜひ一度アズ歯科桶川院までご相談ください。   治療期間 8ヶ月 治療費 ¥800,000 + tax 治療のリスク 歯の切削や外科処置が必要となる  

2024.01.17

歯ぐきが腫れるのは根が折れてるから?

前歯がムズムズするという主訴の患者さんです。 差し歯の付け根が黒くなっているからやり直したいというお気持ちもあり、一度差し歯を外して診てほしいというご希望でした。   たしかに差し歯と歯根がピッタリではなくなっています。 歯ぐきが下がったのでしょうか。   前歯3本が差し歯になっていました。   差し歯を裏側から見たところです。 こちらも歯根が見えてしまっています。   しかし、ここで一つ心配なことがありました。 「歯がムズムズする」という症状です。 ここで注目してほしいのが下の前歯の位置です。 1本出っ張っていて、明らかに上の前歯を押しているように見えます。   局所的に当たる力があれば、その歯の負担は大きくなります。 そのような負担が続くとどうなるのでしょうか。   当時のレントゲン写真です。 負担が大きいと歯根に破折(クラック)が生じることがあります。 そうすると限局的に歯周炎が起きて、レントゲンでは黒い吸収像が見えるのですが、そのような所見はありませんでした。   被せ物を外してみました。   裏側から見たところです。 この時点では明らかな破折線は認めません。   しかし、外した状態で噛んでもらうと、やはり下の前歯がこの上の歯に強い力をかけている噛み合わせであることは明らかでした。 この時点で、「歯がムズムズする」症状の原因は、 歯にかかる負担、つまり噛み合わせの力である可能性が高く、 前歯の歯科矯正、歯ならびの治療をご提案しました。   その治療法では治療期間が長くなるとのことで、患者さんは歯科矯正治療を希望されませんでした。   金属の土台を外したところです。 残っている歯の量は少ないですが、この時点でも明らかな破折線は認めなかったため、 根管治療ののち、再び新しい土台を作りました。   コンポジットレジンという白い材料を用いて土台を作っています。 金属よりも残っている歯にかける負担は多少軽減できます。   それでも下の前歯による突き上げの力がかかることは変わりません。   新しく差し歯を作りました。 「歯がムズムズする」感じも気にならなくなったとのことでした。   一件落着かと思われましたが、 その数ヶ月後、歯ぐきが腫れてきたとのことで来院されました。   差し歯にしたところの付け根のあたりです。   痛みはさほどないとのことでしたが、明らかに赤みがかっており、炎症が起きているのは明らかでした。   その時のレントゲン写真です。 この時点では根元の周りに明らかな骨吸収像はありません。   しかし、放っておくと炎症が進み、より広範囲に悪影響が出ると判断し、一度差し歯を外して確認することにしました。   こう見てもまだ破折線は認めません。   白い土台を外した時でした。 はっきりと破折線を確認できました。 ちょうど歯ぐきが腫れている部分と一致したため、これが炎症の原因と断定し、そうなると炎症を治すためには抜歯が必要になりました。   抜歯時の写真です。   中をよく見てみると、   歯ぐきが赤くなっていた部分の骨が溶けていました。   抜いた歯を見てみると、歯根にくっきりと破折線が見えます。   その部分だけ歯周組織が炎症により溶けてしまっているのがわかります。   歯周組織をとっていくとはっきりと破折線が見えてきます。   抜歯した部分の歯ぐきがきれいに治ったのち、患者さんの希望により隣の歯も削ってブリッジにしました。   処置後、数ヶ月経過した際の検診時の写真です。 今では歯ぐきの腫れもなく、歯の付け根も新しい被せ物によりきれいに覆われています。 ブリッジの形を調整して部分的な強い力を受けないようにはしていますが、噛み合わせの下の歯は同じ位置にあるため、今後も突き上げによる力の影響は少なからず受けることと思われます。 患者さんと相談の上、一緒に経過をみているところです。   治療前 治療後   いかがでしたか? 今回は、歯が折れると歯ぐきが腫れてくるということ、そして、その原因は歯ならびも影響していることをお伝えしました。 ブリッジという治療の選択肢を希望された内容でしたが、インプラントの治療が気になる方はぜひ下記の症例もご覧ください↓ インプラント前歯の症例を見る また、噛み合わせのために下の前歯を治療したケースもあるので、気になる方はこちらもぜひ見てみてください↓ 噛み合わせを考えた部分矯正(mtm)の症例を見る   治療期間 8ヶ月 治療費 ¥320,000 + tax 治療のリスク 他の歯も破折する可能性がある  

2024.01.02