インプラントを使った入れ歯

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院
2022.08.07

インプラントを使った入れ歯

歯を多く失ってしまった時、入れ歯を利用して歯のない部分を補う必要が出る場合があります。

入れ歯にも残っている歯の本数によって、形や大きさが変わってきます。

もちろん歯が多数残っていて、小さい入れ歯で済む方が違和感などは少なくなります。

下の写真のように左上の奥歯のみ失ってしまった場合は部分入れ歯となりますが、安定を得るため反対側の歯でも固定する場合があります。

この上顎を覆う部分に舌が当たるため、発音しずらい、食べずらいなどの違和感が出ることが多くあります。

もっと多くの歯を失ってしまうと総入れ歯など上顎をほぼ覆う必要が出てきます。

長く使っていけば慣れるケースもありますが、違和感がなかなか消えず上手く使用できていない患者様もいらっしゃいます。

今回は入れ歯の違和感で相談にこられた患者様です。

上のレントゲン写真で見るとわかるように、上の歯は写真の左側の歯(口の中では反対のため右側)3本のみ残存しており、下の歯と歯同士での噛み合わせがなくすれ違っている状態です。

噛みづらいことと入れ歯の大きさに違和感があって慣れないとのことでした。

入れ歯を使用しない場合、失ってしまった部分をインプラントで置き換える方法があります。

しかし、インプラントの本数が多いと金額も高額になってしまうため、なかなか難しいと感じる患者様も多いと思います。

そのため今回は金額も抑え、入れ歯の違和感を減らすために少ないインプラントで厚みが薄く、短い形態の入れ歯で対応することをおすすめしました。

インプラント処置後のレントゲン写真です。

実際の口の中の状態です。

右上の自分の歯と左側のインプラントを固定源とし、入れ歯を使用してもらいます。

入れ歯が入った状態です。

上顎を覆う部分が少なくなり、発音の問題や違和感も解消するできました。

また、骨に結合しているインプラントと固定しているため、入れ歯の動きはほとんどなく固いものも何でも食べれると喜んでいただけました。

その後右下の部分にもインプラントを希望されたため、処置を行いました。

処置後のレントゲン写真です。

口の中の写真です。

正面から見たところ。

入れ歯の金具を後ろに持っていくことが可能になり、見た目にもあまり影響がでない設計で作製できました。

インプラントと入れ歯を含んだ複雑なケースですが、処置後も問題なく定期的な健診でチェックさせていただいています。

歯科医師、口腔外科専門医、歯科技工士が連携をとり他の医院では提案されていないような治療方針もご提案できる場合があります。

アズ歯科桶川院へお気軽にご相談ください。

治療期間 8ヶ月
治療費  ¥1,500,000 + tax
治療のリスク インプラントが歯周病になる可能性がある

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