CR(コンポジットレジン)での治療

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院
2020.04.30

CR(コンポジットレジン)での治療

今日はCR(コンポジットレジン)を用いた治療の様子をお見せします。

歯と歯の間の小さな虫歯には、金属の詰め物でもセラミックの詰め物でもなく、レジンというプラスチックのような物質にフィラーという強化材を配合したCR(コンポジットレジン)という材料による修復を行います。

それでは見てみましょう。

前歯を裏側から見たところです。

歯と歯の間に小さく黒く見えるところがあります。

これが虫歯です。

虫歯の大きさに合わせて、小さなドリルを選びます。

歯を削るときには、ドリルを高速で回転させる影響で熱が発生します。

その熱を冷却するために、水を出しながら削ります。

表面の虫歯を削ると、さらに奥の虫歯が見えてきます。

取り残しがないように専用の染色剤も使いながら慎重に進めます。

虫歯をすべて取りました。

この空いたスペースをCR(コンポジットレジン)で埋めていきます。

こんな感じや、

こんな感じで、

CR(コンポジットレジン)を歯に接着させるための準備を進めます。

ここでやっとCR(コンポジットレジン)の登場です。

この材料は光に反応して固まるのですが、治療中は常に口の中を照らしています。

途中で固まってしまわないように、反応しづらい黄色の光に変えているので、画面が黄色く見えています。

このように、隣の歯にくっつかないようにしながら、かつ、いろいろな角度から見て、空いたスペースを確実に埋めていきます。

形ができたら、青い光を当ててCR(コンポジットレジン)を固めます。

CR(コンポジットレジン)が固まった状態、つまり、詰め終わった状態です。

表からも見てみましょう。

詰め物がはみ出したりしていないか、ピッタリ詰められているか確認します。

隙間なくキレイに詰めることは、虫歯を再発させないためにも大切なポイントなのです。

これで虫歯の治療は終わりです。

CR(コンポジットレジン)は治療中に形が出来上がるので、金属やセラミックの詰め物のように型をとる必要がありません。

なので、基本的に治療は1回で終わるのです。

もちろん、今後もフロス等を使った毎日の歯磨きと、定期的な歯科医院でのメンテナンスは必要ですが。

期間 1日
来院回数 1回
金額 保険診療
治療によるリスク 詰めた部分が取れてしまう可能性がある

 

いかがでしたか?

ちなみに上記の治療内容は、アズ歯科YouTube公式チャンネルでも見ることが出来るので、ぜひ一度ご覧ください。