審美治療

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

セラミックインレー

金属の詰め物(インレー)を白くしたいという希望からセラミックの詰め物にした治療をご紹介します。   下の奥歯で目立つ部分でした。   噛み合わせに問題がないか確認します。   金属の詰め物を外したところです。 内部で虫歯が少し進行していました。   虫歯を治療した後に、セラミックの詰め物を作るために型を取ります。   シリコンという寸法精度の高い型取りの材料を使うことで、 歯の形を模型に精密に再現することができます。   白い詰め物なのですが、白といっても一色ではなく、 患者さんのその歯の色に合わせて詰め物を作ります。 その色合わせをしているところです。   そうして出来上がったセラミックの詰め物(インレー)です。 歯とくっついているシステムも金属とは異なり、 接着することで歯と一体となり、パッと見て境目がわからないほどになりました。   歯との隙間がなくなれば虫歯の再発防止にもつながります。 ご興味のある方はアズ歯科桶川院にご相談ください。     治療期間 2週間 治療費  ¥50,000+ tax 治療のリスク セラミックが欠ける可能性がある。  

2022.03.09

セラミック治療と精密印象

セラミック治療と聞いて何を思い浮かべますか?   白くてキレイな歯、審美的なイメージではないでしょうか。   それも正解なのですが、 実はその他にもセラミック治療のメリットはあるのです。   審美的にキレイにするということは、 歯にピッタリ接着しなくてはなりません。   そのためには、まず印象(歯の型取り)を精密に行う必要があります。 そこでシリコンという材料を使います。   このように、被せる歯のフチを高い精度で再現するのです。   ここに石膏を流して模型を作ります。   実際の口の中の情報をそのまま模型に移しているのです。 この模型を使って技工士さんがセラミックの被せ物を作ります。   色や形をできるだけ本物の歯に近づけて作ります。   そうして出来上がったセラミック(ジルコニア)の被せ物がこちらです。   精密に型をとって作った模型、 その上で熟練の技工士さんが精度の良い被せ物を作ることで、 元の歯にピッタリくっつけることができるのです。   白くてキレイなのですが、材質はとても硬いのです。   昔は、セラミック治療というと金属の上に白いセラミック(ポーセレン)をつけたような被せ物が主流でした。 この被せ物もキレイなのですが、 金属とセラミック(ポーセレン)の境界の部分で割れやすいという欠点がありました。   しかし、今はジルコニアという新しいセラミックがあります。 これはジルコニア単体で作ることができ、 被せ物の構造に二つ以上の材料の境界がないこと、 ジルコニア自体が非常に硬質である(人工ダイヤモンドとも呼ばれる)ことから、 セラミック(ジルコニア)はそう簡単に割れたり欠けたりしないという新しい認識が生まれ、 現在これだけセラミック治療が普及していることにつながっています。   また、セラミックは表面が非常にツルツルしていて、 プラーク(細菌)が付きづらいのも特徴です。 磨き残しを調べるためにプラークを染め出している写真です。 一番左に見える歯がセラミック治療を行った歯です。 歯ぐきの周りに磨き残しがほぼないことがわかります。   つまり、セラミック治療を行った歯は元の自分の歯よりも汚れが付きづらいのです。   そして、先ほど述べた精度の高い印象(型取り)もあいまって、 セラミック治療を行った歯は虫歯になるリスクを減らすことができるのです。       いかがでしたか?   セラミック治療は、単に白くなりキレイになるためだけの治療ではないのです。   歯にピッタリくっついていて隙間がないこと、 その耐久性と清掃性の良さから機能的に優れていること、 この二つをもって、美しい状態が長く保たれる審美性につながるのです。   「一度虫歯になってしまったけど、 今回の治療で今後また虫歯にならないようにしよう!」 という思いをお持ちの方は、 ぜひ一度アズ歯科桶川院でのセラミック治療を検討してみてください。     治療期間 2週間 治療費  ¥50,000〜 + tax 治療のリスク 保険外治療である。    

2022.02.21

銀歯からセラミックへ

だいぶ昔に治療した銀歯の下が心配で治療が必要かどうかの相談希望で来院された患者様です。 マイクロスコープ、レントゲン撮影で金属と歯の間に段差と隙間を認めたため、治療していくことになりました。 銀歯を除去すると中が黒く虫歯になっている部分が確認できました。 そこまで大きな虫歯ではありませんでしたが、神経がある歯のためこれ以上進むと症状が出てくる可能性があります。 虫歯を除去し、再度虫歯になりづらいようセラミックで修復することになりました。   自然な色合いにするため、歯の色の記録を取ります。 また、保険外専用の材料を用いて精密な型取りを行います。   出来あがったものを調整し装着します。 適合、噛み合わせともにとても良く、色も自然に仕上がりました。 審美面を重視してセラミックを検討する方も多いですが、専用の材料による型取りで精度の高い被せ物が作製可能なため虫歯になりづらい部分も大きなメリットだと考えます。   処置前後の写真です。     アズ歯科桶川院では、様々な種類のセラミックを取り扱っております。 お気軽にご相談ください。 治療期間 2週間 治療費  ¥50,000+ tax 治療のリスク セラミックが欠ける可能性がある。    

2022.02.17

金属アレルギーが疑われたら

虫歯治療で詰め物をするときに、金属を使うことがあります。 代表的なのは、保険治療で使われるパラジウム合金です。 ただし、その金属が体質によってはアレルギーを引き起こす原因になってしまうことがあります。   金属から溶け出したイオンが体内に吸収されることで起きるもので、 口内炎や舌炎などの口腔内の症状をはじめ、手足などの皮膚に炎症が起きることもあります。 金属アレルギーが疑われる場合、原因となっている金属を特定しなければいけません。 パッチテストという検査を行い、原因となっている金属を特定できたら、 その金属を口腔内から取り除き、様子をみます。   経過観察していく中で、症状の改善が確認できたら、 生体親和性の良い安全な素材で修復します。   今日はそのような治療を行ったケースをお見せします。   この方は、前述のパッチテストを行い、 特定の金属に対してアレルギーがあることがわかり、来院されました。   以前の治療で奥歯に金属が被せられています。 保険治療でパラジウム合金の被せ物をした経緯がわかりました。   下の奥歯には1箇所、歯がない部分もあります。 もちろん、今回の治療ではその部分も金属を使用せずに治す必要があります。   一箇所ずつ金属を除去して虫歯治療を行い、 安全な素材であるセラミックで修復していきます。   治療後の写真です。 奥歯に新しい白い被せ物が入っているのが見えます。   奥歯に金属は使用していません。 この白い被せ物はジルコニアという優れた強度をもつセラミックであり、 奥歯にも安心して使用することができます。   ジルコニアは強度に優れているため、ブリッジとしても使用可能です。 下の欠損していた奥歯もジルコニアブリッジで治すことができました。   もちろん現在はアレルギー症状もなく、 歯の治療も終わったことでしっかりお食事をとることができています。   このように、以前金属で治している箇所がたくさんあり、 金属アレルギーの既往がある方は、一度アズ歯科桶川院へご相談ください。 見た目も白く、キレイになりますよ。   治療期間 2ヶ月 治療費  ¥80,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある        

2022.01.29

前歯をキレイにしたい方へ

前歯は毎日鏡で見て確認しますよね。   今日もキレイに歯をみがけているかな、とか、 食べ物がはさまっていないかな、とか。   でもその度に自分の歯の色、形が気になってテンションが下がる、 なんてことはありませんか?   そんな時は思いきってセラミックにするのはいかがでしょうか。     こちらの患者さんは、下の歯の見た目が気になるとのことでした。 すり減って削れてしまっているようですし、 根元には以前虫歯の治療をした際に詰めたものでしょうか、 詰め物の色が歯と合っていませんね。   そして何より色が黒いのが気になるようでした。   この前歯を含めて他のところもすべてキレイにしたいという思いを知り、 全体的に治すことをオススメしました。   治療した後の写真です。 もともとの歯と同じように、 根元からグラデーションになるような違和感のない自然な白さです。     上にも新しい入れ歯を作って、 しっかり噛めるようにもなりました。   治療後は食事も楽しくなったし、 毎朝、鏡で見た時にご満足していただけているとのことでした。   もう歯がボロボロだからと諦めていませんか?   気になっている方はぜひ一度アズ歯科桶川院へご相談ください。 機能的にも審美的にも健康的なお口を手に入れて、 心身ともに健康な生活を送りましょう。     治療期間 2ヶ月 治療費  ¥100,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある      

2022.01.14

審美歯科治療の流れ

審美歯科治療を希望された患者様のケースを用いて治療の流れを説明していきます。 まず、治療を行う歯に神経があるかどうかによって治療方法が変わってきます。   今回は右下3本の銀歯に治療を行います。   1番奥の歯は神経の治療を昔受けており、手前2本は神経が残っています。 神経がある歯に関しては、まず銀歯を除去し虫歯の有無や他に問題がないか確認します。     虫歯を取り除き精密な型取りを行います。 また、より自然な色での作製が必要なため歯の色の記録をとります。     この記録を元に歯科技工士にセラミックを作製してもらいます。   装着後の写真です。     治療前後での比較です。     自然な色に仕上がっています。 2回の治療で終了しました。   ここから1番奥の歯の治療に移行します。     銀歯を除去すると中に金属の土台が入っています。     この土台も除去し、歯の内部を調べていきます。 すると内部に虫歯があるのと、歯の量が少ないことがわかります。     虫歯がある場合、症状はなくても根の先の方まで菌が侵入している可能性があります。 患者様の希望にもよりますが、基礎となる歯の根の部分までしっかり治療をやり直すことをおすすめしています。 ここから根管治療を始めていきます。   歯の補強と根管治療のために、樹脂を用い一部歯の形を復元します。 またラバーダム、マイクロスコープを用いて根管治療を行っていきます。 (根管治療に関しては、診療案内の根管治療を参照してください)           根管治療終了後、歯の内部に土台をたて菌の侵入を防ぐのと、被せ物をいれるための準備をしていきます。     型取りを行い、歯の色の記録をとります。     セラミックを装着します。     きれいにできあがりとても満足していただけました。 治療回数は5回で終了しました。   治療前後での比較です。   このように神経の有無、根管治療の有無によって治療回数や流れが大きく異なります。 材質により金額も異なってきます。 アズ歯科桶川院では、それぞれの患者様に合わせたプランニングを行っています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費  ¥200,000+ tax 治療のリスク 根管治療した歯が将来的に割れてしまう可能性がある  

2021.12.26

セラミックってどんなの?

虫歯になった時、虫歯を削るのはわかりますよね。 じゃあ、削った後ってどうするかわかりますか?   自分の歯は一度削ると元には戻りません。 削った分だけ隙間ができて、痛くなったり、 食べ物が咬めなくなったりします。   なので、虫歯を削ったスペースに何か詰めなくてはなりません。 そこで詰め物が必要になります。   詰め物の材質にはいくつか種類があります。 保険診療で認められているのは、 コンポジットレジン(プラスチック)と金属です。   コンポジットレジンは歯との接着に優れており、小さな虫歯を削った後に詰める場合に適しています。 しかし強度が弱く、複雑な形を作るのが難しいため、あまり大きな範囲を詰めるのには適さないのです。   一方、金属の詰め物は強度は問題ないのですが、 見た目が目立ってしまうこと、歯とくっつきづらいという2点が、 マイナス要素となります。 歯とくっつきづらいということは、一度セメントで金属と歯をくっつけたとしても、 そのセメントが剥がれやすいため、再び虫歯になりやすいのです。   そこでオススメなのがセラミックです。 セラミックは保険診療では認められていませんが、 自費診療で選択可能な優れた材料です。 今回は、実際のセラミック治療の一例をお見せしながら、 その性質を解説していきます。     コンポジットレジンが得意な接着という要素において、 セラミックはそれと同等の接着力を誇るとともに、 強度面においてもコンポジットレジン以上の強さを併せ持っています。   また、技工士が時間をかけて作ることができるため、 失った歯、その複雑な形態を回復するという点でも心配ありません。     セラミックは金属と比べても優れている点は多数あります。 まずは接着です。 日々進歩している接着セメントの性質の向上により、 セラミックは歯と一体となるような接着をすることが可能となっています。   また、詰め物を作る際には型を取るのですが、 その型を取る材料も、自費診療ではより寸法変化の少ない精密なシリコン印象材を使います。   以上のことから、セラミック治療では隙間の少ない詰め物を作ることが可能となるため、 虫歯になるリスクを大幅に減らすことができるのです。     最後に、セラミックのオススメポイントとして挙げておきたいのは、 審美的に優れているという点です。   セラミックは歯と近似した透明感をもっているため、 周りの歯との違いがわからないように、 つまり、そこに虫歯があったとは思えないような仕上がりにすることが可能なのです。   そしてセラミックは表面がツルツルで硬いという特性があるため、 その美しい仕上がりを長年維持できるとともに、 ツルツルで汚れが付きづらいため、 虫歯予防にも一役買っているのです。     いかがでしたか? セラミックによる修復治療は、コンポジットレジンや金属と比べて、 優れている点は多数あります。   しかし、保険診療でセラミック治療が認められていないため、 日本ではまだまだ金属による修復が多いのも事実です。   虫歯を削ったら金属で詰めるというイメージを捨て、 より精度が良く、接着に優れているため虫歯になりにくい素材、 そして審美的に美しいセラミック治療を一度考えてみてください。      

2021.12.09

前歯の審美治療

前歯の差し歯が気になることを主訴に来院された患者さまです。 差し歯自体は数年前に保険内治療で治したとのことです。 何度か差し歯が外れてしまい、隣と接着剤で固定してもらっていたらしく、色が変色してきたためきれいにしたいと話していました。 差し歯をやり直す場合、内部の治療から行うため複数回の治療が必要になります。 そのため先に仮歯を作製し見た目にも機能にも影響がでないようにしていきます。   仮歯が入っている状態です。   中の治療のやり直しが終わったら、歯の色を確認します。 どのくらいの色にしたいか患者さまと相談し記録をとります。   今回は少し白目を希望されたためその通りに作っていきます。 最終セット後の写真です。 ジルコニアクラウンのため裏側も白く金属は全く使用していません。 形、色ともに満足していただくことができました。 アズ歯科桶川院では、様々な審美ケースに対応しております。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費  ¥200,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある  

2021.11.26

銀歯からセラミックへ

金属アレルギー発症の疑いから銀歯を全て取り除く相談で来院された患者様です。 全体的に銀歯が多く入っている状況でした。 金属を使わない治療方法としては ①医療用の樹脂(プラスチック)の使用 ②セラミック があります。 ①に関しては保険適用できる部分が多くありますが、強度が弱く奥歯ではすぐにかけてしまう可能性があります。 また、着色や変色が起こりやすく汚れも付着しやすいため、長期的にみるとやり直しになる可能性が高い治療方法です。 ②に関して、保険では対応できないため金額がかかってしまうデメリットがあります。 しかし、強度があり、材質が安定しているため生体親和性が良く、汚れも付着しづらいため長く歯を守るのに適した治療方法です。   相談の結果セラミックで全体を治療していくことになりました。 処置前の奥歯の写真です。   処置後の写真です。   ほとんどセラミックと歯の境界もわからないぐらい色も適合もきれいに治療できました。 治療にとても満足していただけ、他の部分も順番に治療をすすめていく予定です。 アズ歯科桶川院では、様々な審美ケースにも対応しております。 お気軽にご相談ください。 治療期間 2週間 治療費  ¥100,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある

2021.11.05

セラミッククラウン

奥歯の銀歯が目立って気になる事を主訴に来院された患者様です。   初診時の写真です。   昔治療した際に保険診療を選択し、銀歯を入れたものの目立つのがずっと気になっていたとの事です。 奥歯はブリッジになっているため、現在の治療でも保険診療では同じような銀歯になってしまう事、金属の変形や摩耗などによる虫歯のリスクなどを説明しました。 今回は保険外診療の審美治療で対応することになりました。 一般的なセラミックの中にも種類は様々ありますが、ブリッジのため強度が必要になり、審美的にも優れているジルコニアを使用していきます。 ジルコニアは人工のダイヤモンドとも呼ばれ、高い強度を持ちながら透明感があり色のコントロールによって様々な色調のケースに対応できる材質です。 仮歯で一定期間経過観察し、問題が出ないことを確認後ジルコニアを装着していきます。 治療後の 写真です。   前後で比較します。 自然な色合いで作製することができました。 人前で口元を見せること、笑ったりすることにも自信が持てるようになったと喜んでいただけました。 ジルコニアなどのセラミックは汚れがつきづらく、虫歯のリスクは軽減されますが、歯周病や噛み合わせの定期的なチェックは必要です。 アズ歯科桶川院では、様々な審美治療に対応しています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 4ヶ月 治療費  ¥600,000+ tax 治療のリスク 中の歯が割れてしまう可能性がある  

2021.10.29