症例集

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

歯茎の中の歯石

右下の親知らずの腫れを主訴に来院された患者様です。 口の中を見てみるとまっすぐに生えた親知らずです。 腫れた原因を調べるため、歯周病の検査とレントゲンの撮影を行います。 上のレントゲン画像で下の1番左側が親知らずですが、その周りが黒いように見えます。 これは周囲の骨が吸収している可能性があります。 また、歯周病検査の結果、親知らずが重度の歯周病であることがわかりました。 歯周病の進行度をより正確に調べるためCTを撮影し調べます。   下の画像は顔を正面から見たものです。 根の周りが黒く覆われています。 これは周囲に骨がない状態で黒い部分には膿疱が存在します。   これは顔を横から見た画像です。 一番右端が親しらずです。 歯の側面がボコボコしているのが分かるでしょうか。   これは歯石です。 歯茎の中に汚れが溜まり蓄積したものです。 この歯石が原因で歯周病の進行が起こります。 今回は大きく骨の吸収もあり、その病巣が神経に近く麻痺などが出るリスクを説明の上、抜歯を行いました。   抜歯した歯の写真です。 歯についている黒い部分は歯石です。 歯茎の下に隠れていました。   歯石は硬く歯ブラシでは落ちないため、専用の器具が必要になります。 また、歯茎の下深くに隠れていると器具も届かず除去が難しくなります。 そのため、歯石が多く沈着しないよう定期的に歯科医院でのメンテナンスがとても大事になってきます。 症状がなくても気になるところがなくても、歯科医院での健診をおすすめします。 桶川市で歯科医院をお探しの方、ぜひアズ歯科桶川院へお越しください。 治療期間 1週間 治療費  保険診療 治療のリスク 抜歯後腫れる可能性がある

2022.05.11

早期治療なら無麻酔でも痛くない

本日は、   歯みがき中、 鏡を見ていて黒い点を発見したらすぐに歯医者へ行きましょう。   というお話です。       こんな感じで小さな黒い点。 これはれっきとした虫歯です。     削っていくと、、、     表面のエナメル質だけではなく、 その奥の象牙質まで虫歯になっているのがわかります。   イラストだとこんな感じ。     ただ、発見が早かったので、     そんなに奥のほうまでは広がっていませんでした。     じつは、 この治療では麻酔を使いませんでした。     それでもまったく痛くなかったとのことでした。       その後、コンポジットレジンという白い詰め物で、 虫歯を削った穴を埋めます。     このように、キレイになりました。   この治療の所要時間は、せいぜい3分です。   もちろん、保険治療で治せます。       つまり何が言いたいかというと、     鏡を見て、   「虫歯かなぁ、でも治療は痛そうだし、めんどくさいなぁ」   と思っているそこのあなた。     虫歯が小さいうちに受診すれば、   すぐに終わるし、 痛くないですよ。     治療期間 1日 治療費  ¥1,000 治療のリスク 歯みがき次第では再発する可能性がある    

2022.05.08

複雑な審美治療

前歯の治療相談で来院されました。 歯の変色と形が気になるとのことです。 初診時の写真です。 向かって左側の前歯は被せ物が入っており、右側の前歯は神経を取ってありだんだん変色してきたそうです。 被せ物のやり直しと変色している歯はホワイトニングでの対応をおすすめました。 しかし、2本の歯の幅が合わず左右非対称になる可能性を説明し、右側の前歯は表面のみを削って付けるラミネートベニヤでの処置も行うこととなりました。 まず、左の被せ物を除去し変色した歯のホワイトニングを進めます。 歯の色はだいぶ自然になりました。 ホワイトニングをせずに被せ物だけで治そうとすると、中の歯の色を拾い、暗い色の被せ物になってしまうため、とても重要な作業です。 その後、歯の表面を薄く削り 仮歯を装着します。 形が左右対称になりました。 この状態を参考に型取りを行いセラミックに作製に移行します。 作製したセラミックは口の中の唾液に汚染されないよう、ラバーダムと呼ばれるゴムのカバーで保護した状態で装着していきます。 装着後の写真です。 治療前後で比較します 色、形とも自然な状態に仕上がり、とても喜んでいただけました。 今回はセラミック、ラミネートベニヤ、ホワイトニングと複雑な治療内容での対応となりました。 審美治療は見た目の改善だけでなく機能の改善も重要になってきますし、それがいかに長くもつかを考えて治療を行う必要があります。 アズ歯科桶川院では、様々な審美ケースの治療を行っており経験豊富な医師が多数在籍しています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費  ¥250,000 + tax 治療のリスク セラミックが割れる可能性がある

2022.05.06

一見すると普通の親知らず

左下の親知らずの抜歯相談で来院されました。 何度か痛むことがあり、抜歯が必要なのか気になるとのことでした。 口の中の確認とレントゲンを撮影させてもらうと、まっすぐ生えている親知らずでした。     まっすぐ生えている親知らずの場合、しっかり磨けていて上の歯との噛み合わせが残っていれば必ずしも抜歯する必要はないと思います。 しかし、今回のケースでは以前に何度か腫れと痛みを経験しているとのことから、今後も繰り返す可能性が高いため相談の上、抜歯することになりました。   今回の親知らず抜歯は一見すると簡単そうに思えますが、レントゲンをよく見ると根の先端が不明瞭で曲がっているようにも見えます。 確認のためCTを撮影させていただくと。 根の先端が曲がっています。 このようなケースだと根が引っかかりスムーズに抜けてこない場合が多く、無理な力で進めると先端が折れてしまい、それを取るのにもかなりの時間がかかる場合があります。 そのため、先端が折れないよう慎重に適切な力と手技で抜歯します。 今回は歯を分割し、力のかかる方向を考慮して抜歯しました。 抜歯した歯です。   CTで確認していた予想よりも根が大きく曲がっていましたが、折れずに抜歯することができました。 CTなどの設備や抜歯など外科処置の経験値があるからこそ、事前に起こり得ることを予想でき処置をシンプルにすることができます。 アズ歯科桶川院では様々な分野の経験豊富なドクターが多数在籍しており、遠方からの患者様にも多く来院していただいています。 不安な部分がある方はお気軽にご相談ください。 治療期間 1週間 治療費  保険診療 治療のリスク 抜歯後腫れる可能性がある  

2022.05.02

セラミック+ブリッジ

歯を失ったらブリッジという補綴(ほてつ、歯を補う)方法があります。   保険治療でブリッジとなると金属しか選べませんが、 自費治療ではセラミックという白い被せ物でブリッジにすることができます。   実際の治療例を見てみましょう。     奥歯で金属の被せ物をしている歯でしたが、     歯周炎の進行が重度であり、抜歯適応でした。   抜歯後は歯槽骨の吸収も大きく、 インプラント治療をするには条件が悪かったこと、 隣在歯がすでに銀歯になっていて一から歯を削る必要がなかったことなどから、 ブリッジ治療を行うことになりました。     治療後の写真です。 抜歯後は歯ぐきも痩せてしまうため、 ポンティック(抜歯した部分、ダミーの歯)を歯ぐきの形に合わせると歯が長くなったように見えます。     ですが、 歯ぐきに接している部分をセラミックにすることで、 金属よりも表面がツルツルで汚れが付きづらく歯ぐきに炎症を起こしづらいことや、 歯ぐきに金属の色がうつってしまうメタルタトゥーを防ぐことができるというメリットがあります。     セラミックにもいくつか種類があり、 もとの歯に近い色や質感を再現できるものもありますが、 技工士(ブリッジを作る人)の技術料や使用材料の価格も上がるため、治療費も高くなります。     アズ歯科桶川院では、 「保険治療の金属は使用したくない」 「見た目以外のセラミックのメリットを重視したい」 「できるだけコストを抑えたい」 という声を聞くことがあったので、   ①プラークが溜まりづらい表面性状 ②擦り減りの少ない耐久性 ③メタルタトゥーなどの影響がない生体親和性   以上のセラミックの利点を保ちつつ、 見た目の部分での技工士の技術料や素材のコストカットを図った、 1歯 ¥55,000(税込)のセラミックを取り入れています。   「金属にはしたくないけど、セラミックは高くて・・・」 というお悩みをお持ちの方は一度ご相談ください。   治療期間 3ヶ月 治療費  ¥150,000 + tax 治療のリスク 歯を削る必要がある  

2022.04.29

2種類のホワイトニング

マスク生活が続いていますが、その間に歯をきれいにしたいと思う患者様が多く来院されています。 歯をきれいにするといっても、 歯並びを治す矯正治療 歯の形を変えるセラミックなどの審美治療 歯の色を変えるホワイトニング があります。 矯正治療は噛み合わせの改善もあるため理想的な治療ではありますが、治療期間が長くかかります。 また、審美治療ではすでに被せ物が入っている歯であればやり直すだけですが、健康な歯の場合削ってしまうデメリットがあります。 歯の形や歯並びを直す希望があまりない場合はホワイトニングで色調を改善するだけで、十分印象が変わります。 今回は治療期間が短く、歯へのダメージも少ない治療を希望されたため、ホワイトニングでの対応をお薦めしました。   処置前の写真です。 右上の真ん中の歯は以前神経の治療を受けているため、周りよりも歯の色が暗く見えています。 神経をとっている歯の場合、通常のホワイトニングだけでは効果が出ない場合も多く、今回は自宅で行うホームホワイトニングと神経がない歯に行うウォーキングブリーチを併用することを提案しました。 ホームホワイトニング用のオーダーメイドのトレーを作製し、自宅でホワイトニングを進めていただきます。 また、医院でのウォーキングブリーチも始めます。 歯の裏側から内部にアプローチします。 歯の内部をきれいにし、樹脂にて薬剤が漏れないよう封鎖します。 ここに歯科医院専用のホワイトニング材を注入します。   この薬剤を2、3回交換し色の変化を見ていきます。 治療後の写真です。 神経のない歯もきれいな色になり、周囲の歯に馴染んでいます。 治療前後での比較です。 ホワイトニングは矯正治療や審美治療に比べ金額が抑えられるのと、期間が短いため比較的気軽に始めることができる治療だと思います。 色が少し明るくなるだけで口元の印象も変わります。   治療期間 1ヶ月 治療費  ¥60,000 + tax 治療のリスク 色の後戻りが起きる可能性がある  

2022.04.28

治りづらい根の病気

根管治療のセカンドオピニオンで来院された患者様です。 他の医院で根管治療を長く続けるも腫れや膿が続いており、蓋をすると痛むため歯の内部は開けたまままにしてあったそうです。 治療前に許可をいただいてCTにてより細かく調べさせてもらいました。 CT画像、横から見たものです。 下の奥歯の根の周囲が黒く抜けているのがわかると思います。 正面から見た画像です。   周囲が黒く見えるのは細菌が根の内部から外側の骨まで影響を出し、骨が弱くなっている部分です。 根管治療の期間中に膿が溜まりどうしても痛みが引かず蓋を除去することはありますが、長い期間そのままにしていると口の中の細菌がどんどん内部に侵入し、一層治りづらい状況になってしまう場合があります。 CT画像の状況を説明し、治り切らない場合があることを了承してもらい治療に移行しました。 当院では、唾液中の細菌が入らないようにラバーダムを使用し、また内部がよりはっきり見えるようマイクロスコープを使用して根管治療を行います。 根の内部はとても細かく枝分かれしているため、そういった器具を使用し丁寧に行っても治らないケースもありますが、成功率を上げるため、再度根管治療が必要にならないように細心の注意を払います。   治療後のCT画像です。   前後で比較します。 骨が回復し、根の周囲が白くなっているのが確認できると思います。 腫れや痛みが出ることもなくなりました。 この後、歯が割れたりしないよう被せ物を作製し定期的にチェックしていきます。   根管治療は歯の治療においてとても大事であり、セラミックなどのきれいな被せ物を作っても、根の状態が悪ければ歯自体がダメになってしまう可能性があります。 審美治療などで被せ物を入れる前に根の内部がどうなっているかしっかり調べる必要があります。 アズ歯科桶川院は、セカンドオピニオンで多くの患者様に来院していただいております。 お気軽にご相談ください。   治療期間 3ヶ月 治療費  保険治療 治療のリスク 歯が割れてしまう可能性がある  

2022.04.23

歯周外科治療(フラップ手術)とは

歯周病の治療にどんなイメージがありますか?   衛生士さんによる歯みがき指導、 そして歯石を取ってもらうクリーニングではないでしょうか。   歯肉炎や、軽度の歯周炎であればそれで治りますが、 進行した歯周炎に対しては、 歯周外科という治療が必要な時があります。 フラップ手術ともいいます。   あまり聞きなれないワードかもしれませんね。   歯医者で手術というと、 親知らずの抜歯や、インプラント治療が思い浮かぶのではないでしょうか。   今回お話する歯周外科治療も、いわゆる手術の一つです。 それでは、その内容をご説明します。         このように、歯周炎が進行すると深い歯周ポケットができて、 その中にはプラークや歯石(歯周病菌)が潜んでいます。 ですが、それは歯ぐきの中なので歯みがきでキレイに取ることはできません。   そこで必要になってくるのが歯周外科治療です。 歯ぐきの奥深くに潜んでいる歯石を取り、 深くなってしまった歯周ポケットの形を整えることが目的です。     手術後は、歯石がなくなることで炎症がおさまります。 深い歯周ポケットがなくなることで、 歯の根元を歯みがきでキレイにすることができるようになるので、 歯周炎の進行予防にもつながるのです。   実際の治療の様子を見てみましょう。       歯ぐきには慢性的な炎症があり、骨は平坦に溶けています。 ここに深い歯周ポケットがあります。 まずは衛生士さんによるクリーニングを進め、取れる部分のプラークや歯石を取ります。 その後、深い歯周ポケット内に潜んでいる歯石を歯周外科治療によって取るのです。       手術の時の写真です。 これは、マイクロスコープで撮影している動画を一部切り取ったものです。 歯ぐきを開いて見てみると、その下の骨は溶けてなくなっているのがわかると思います。 手術では、歯の根元の深いところについている歯石を取り、根の表面を滑沢にしていきます。     手術の後の写真です。     手術前と見比べて、その違いがわかると思います。   深い歯周ポケットがなくなることで、 この部分はこれから患者さんがご自身の歯みがきで根元をキレイに保つことができるようになります。 これが歯周病予防で大切なことです。       このように、歯間ブラシを使って歯と歯の間をみがきます。 手術後は歯みがきの仕方や使う清掃用具が変わることがあるので、このタイミングで一度衛生士さんによるブラッシング指導があります。       手術後には歯の根元や歯と歯の間に虫歯があるところも治療します。 今後はこの状態を長く保っていただけるように、定期的な検診が必要です。 検診では、また歯周病が進行していないか、そのためにしっかり歯みがきができているかのチェックをしています。   歯周病は生活習慣病と言われています。 患者さんによる日々の歯みがき、そして病院での定期的な検診が大事で、それを続けていくことが進行予防につながります。 ただ、その定期的な検診の前には深い歯周ポケットを治療によってしっかり改善させておく必要があります。   今のご自身の歯周ポケットはいかがでしょうか。 気になった方は一度検査をお勧めします。 ぜひ、アズ歯科桶川院へお越しください。     治療期間 2ヶ月 治療費  保険治療 治療のリスク 歯周病が再発する可能性がある  

2022.04.17

奥歯にこそインプラント

1番奥の歯がなくなってしまった場合の治療の選択肢として、 インプラント、入れ歯が考えられます。 両者は保険内外の治療方法で大きく異なるため、治療の選択に悩む患者様が多くいらっしゃいます。 それぞれの特徴を挙げていきます。 ●入れ歯のメリット 保険適用 作製に伴う大きな治療を必要しない場合が多いため、全身状態や年齢関係なく治療可能 治療期間が短い   ●入れ歯のデメリット 違和感があり慣れるまで時間がかかる 取り外して掃除が必要 噛む力が弱くなる   ●インプラントのメリット 自分の歯と同じように噛める 審美的で違和感がない 他の歯と同じような歯磨きが可能   ●インプラントのデメリット 保険適用外 外科処置が必要 治療期間がかかる場合がある   今回は奥歯を抜歯になってしまった患者様のケースです。 治療前の写真です。 この後、右下の奥歯も歯が割れてしまったことで抜歯になりました。 治療方法で入れ歯、インプラントの説明を行いました。 患者様が1番気にされていた部分は、以前のようにしっかり噛む事ができるかどうかでした。 その点で考えると、入れ歯は自分の歯に比べ3割ほどの力しか発揮できないと言われています。 50代の男性の方で今後の生活を考えた場合、金額の差はあっても、不自由なく食べれることを重視しインプラントを選択されました。   左下2本、右下1本インプラントの手術を行い、土台が入った状態です。 ここに仮歯を装着します。 仮歯の状態で噛み合わせに問題が出ないか、汚れが溜まりやすくないかなどを経過観察していきます。 問題があれば修正し、安定したところでその形を参考に最終的な被せ物に変更していきます。   左右にセラミックの被せ物を装着した後の写真です。 審美的にも機能的にも問題なく大変喜んでいただけました。   治療前後で比較します。 自分の歯と同じように噛むこともでき、周りの歯と同じように歯磨きを行うことで健康な状態を維持していくことが可能です。 インプラントも他の治療と同じで治療が終わったら終わりではなく、その状態を維持するために定期的な健診と歯科医院でのクリーニングが必要です。 アズ歯科桶川院には、口腔外科専門医が複数在籍しており、他院では難しいと言われたケースにも対応可能です。 お気軽にご相談ください。 治療期間 5ヶ月 治療費  ¥1200,000+ tax 治療のリスク インプラントが歯周病になる可能性がある  

2022.04.16

銀歯の影響で金属アレルギー?

口腔内に金属が入っている患者様は多いと思います。 長年金属が入っていても問題でない場合もありますが、金属が唾液でイオン化され体内に入りそれが積み重なることで急に金属アレルギーを発症する事があります。 症状としては、口の中が荒れる、肌荒れ、舌が荒れる、治らない痒み、じんましんなどがあります。 今現在、金属アレルギー反応がない方でも口の中の金属によってアレルギーになってしまう恐れがあります。言い換えると、金属が入っている限り、金属アレルギーになる危険性に常に晒されている状態にあると言えます。 今回の患者様も、肌荒れがなかなか治らずアレルギー検査を受けた所、歯科用金属が該当したとのことで、皮膚科の先生から紹介で来院されました。 金属は以前から入っていたとのことで、急な発症で驚いたそうです。 金属から材料を交換する場合、 ①医療用樹脂(プラスチック) ②セラミック があります。 ①の樹脂の場合保険を適用できるため、金額を抑えられるメリットはありますが、歯との接着性が弱く脱離する可能性があること、強度が弱く割れてしまう可能性があることがデメリットとして考えられます。   ②のセラミックの場合、強度や接着性が強いこと、表面がツルツルで汚れが付着しづらいこと、審美的であることがメリットとして挙げられます。 デミリットは保険適用外のため金額がかかることです。 今回の患者様は②セラミックを選択されました。 処置前の写真です。 上の奥歯に銀歯が2本入っています。 別の部分にも金属はありますが、今回はこの部分からの処置になりました。 処置後の写真です。 色も自然で審美的にも満足していただけました。   患者様それぞれで重視するポイントが違うため、金額を重視し保険内の樹脂を選ばれる方もいますし、材質の良さを重視しセラミックを選択される方もいます。 大事なのはどちらを選んでも再発しないようしっかりメンテナンスを受けることだと思います。 定期健診を受けることで材質の劣化や初期の虫歯に気付ける場合があります。  治療期間 1ヶ月 治療費  ¥150,000+ tax 治療のリスク セラミックが欠ける可能性がある  

2022.04.11