症例集

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

上下奥歯のインプラント 

  奥歯の治療相談で来院されました。 右側上下の奥歯を抜歯してからそのままにしていたため、治療を進めたいとの事です。 左側上下の奥歯は昔インプラントをし、右側もインプラントを考えたが抜歯した医院では骨が少ないからインプラントは難しいかもと言われ、間が空いてしまったそうです。   初診時の写真です。   いつも左で食べているせいか肩こりや首の痛みもひどいとの事です。 直接的に影響していない場合もありますが、片方でばかり噛んでいれば左右の使用する筋肉のバランスにも影響してくるため、顔周囲の筋肉に支障をきたす場合があります。 右側でも食事できるよう、インプラントまたは難しい場合は入れ歯での噛み合わせの再構成を計画していきました。   アズ歯科桶川院で使用してしているCTです。 立体的に骨の厚みを確認計測でき、周囲の神経や組織との位置関係の確認もできるため、インプラントなどの外科治療、歯周病治療、根管治療など様々な治療になくてはならない装置です。   治療計画後、当院で対応できる骨量を認めたため、インプラント治療を進めていきました。 治療後の写真です。   治療前後で比較します。   左右でバランス良く噛むことができるようになったと大変喜んでいただけました。 今回はインプラントで治療しましたが、実際に骨が少なくインプラントによるリスクが高い場合は入れ歯やブリッジで対応することもあります。 インプラントに限らず、患者数様それぞれに適した治療方法があります。 お気軽にご相談ください。   治療期間 5ヶ月 治療費  ¥1,100,000+ tax 治療のリスク インプラントが歯周病になる可能性がある      

2022.02.04

金属アレルギーが疑われたら

虫歯治療で詰め物をするときに、金属を使うことがあります。 代表的なのは、保険治療で使われるパラジウム合金です。 ただし、その金属が体質によってはアレルギーを引き起こす原因になってしまうことがあります。   金属から溶け出したイオンが体内に吸収されることで起きるもので、 口内炎や舌炎などの口腔内の症状をはじめ、手足などの皮膚に炎症が起きることもあります。 金属アレルギーが疑われる場合、原因となっている金属を特定しなければいけません。 パッチテストという検査を行い、原因となっている金属を特定できたら、 その金属を口腔内から取り除き、様子をみます。   経過観察していく中で、症状の改善が確認できたら、 生体親和性の良い安全な素材で修復します。   今日はそのような治療を行ったケースをお見せします。   この方は、前述のパッチテストを行い、 特定の金属に対してアレルギーがあることがわかり、来院されました。   以前の治療で奥歯に金属が被せられています。 保険治療でパラジウム合金の被せ物をした経緯がわかりました。   下の奥歯には1箇所、歯がない部分もあります。 もちろん、今回の治療ではその部分も金属を使用せずに治す必要があります。   一箇所ずつ金属を除去して虫歯治療を行い、 安全な素材であるセラミックで修復していきます。   治療後の写真です。 奥歯に新しい白い被せ物が入っているのが見えます。   奥歯に金属は使用していません。 この白い被せ物はジルコニアという優れた強度をもつセラミックであり、 奥歯にも安心して使用することができます。   ジルコニアは強度に優れているため、ブリッジとしても使用可能です。 下の欠損していた奥歯もジルコニアブリッジで治すことができました。   もちろん現在はアレルギー症状もなく、 歯の治療も終わったことでしっかりお食事をとることができています。   このように、以前金属で治している箇所がたくさんあり、 金属アレルギーの既往がある方は、一度アズ歯科桶川院へご相談ください。 見た目も白く、キレイになりますよ。   治療期間 2ヶ月 治療費  ¥80,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある        

2022.01.29

複数歯の根管治療 

他院にて左上奥歯の根管治療を受けるもなかなか治らずセカンドオピニオンでアズ歯科桶川院へ来院された患者様です。 強い症状はないものの、歯茎から膿が出ており改善していない状態でした。 まず通常のレントゲン撮影を行なって調べます。 左上奥歯の画像です。 レントゲン上では不鮮明であり正確な状態の把握が難しかったため、CT撮影を行いました。 横から見た状態 奥歯3本の状態が悪いことが確認できました。   正面から見た状態 上記画像で根の先の黒く抜けている部分は元々骨のある部分が菌によって溶けてしまっている状態を示しています。 (イメージ)   根管治療が必要な旨説明し、ラバーダムとマイクロスコープを使用し精密な治療を行います。   治療後のCT画像です。   治療前後で比較します。      3本とも改善が見られ、根の周囲の骨が回復し、画像で白く見えているのがわかると思います。 根管治療は難易度が高く、他の治療に比べ成功率は下がる傾向にあり、丁寧に治療を行なっても治らないケースもあります。 しかし、ラバーダムやマイクロスコープ、C Tなどを使用し、治療を成功させる努力をしていくことが歯科医師としてとても大事な事と考えます。 他院で抜歯と診断を受けた場合でも治療できるケースがあります。 お気軽にご相談ください。 治療期間 5ヶ月 治療費  保険診療 約¥10,000 治療のリスク 根管治療後の歯が割れてしまう可能性がある      

2022.01.24

マウスピース矯正-インビザライン-

マウスピース矯正であるインビザラインをスタートした患者様です。 治療前の写真です。 上下の歯並びが気になっているとの事で相談希望で来院されました。 矯正治療の種類;ワイヤー矯正(表側、裏側)、マウスピース矯正の特徴や違いを説明しました。 審美的にワイヤーが見えるのが気になるとの事で、マウスピース矯正のインビザラインを選択されました。   マウスピース矯正ではまず、型を取り治療ゴールのシミュレーションを行います。 シュミレーション画像です。 このシミュレーションを患者様にも確認していただき、気になる点や修正したい部分がなければマウスピース作製に移行します。 マウスピース矯正は歯を動かすためにアタッチメントと呼ばれる白い装置を歯の表面に装着します。 歯と同程度の色でつけるため見た目ではあまり分かりません。 装着後の写真です。   このアタッチメントにマウスピースが引っかかり必要な力が作用します。 マウスピースがうまく適合するか確認し問題なければ装着して最初の治療は終了です。   マウスピース装着時の写真です。   このマウスピースを1−2週間ごとに交換し歯を動かしていきます。 透明なため周りにあまり気づかれずに矯正治療を進めることが可能です。   アズ歯科桶川院では、複雑な矯正治療、抜歯などの外科処置を伴う矯正治療など様々なケースに対応しております。 お気軽にご相談ください。 治療期間 5ヶ月 治療費  ¥400,000+ tax 治療のリスク 矯正中は痛みを伴う場合がある。    

2022.01.19

前歯をキレイにしたい方へ

前歯は毎日鏡で見て確認しますよね。   今日もキレイに歯をみがけているかな、とか、 食べ物がはさまっていないかな、とか。   でもその度に自分の歯の色、形が気になってテンションが下がる、 なんてことはありませんか?   そんな時は思いきってセラミックにするのはいかがでしょうか。     こちらの患者さんは、下の歯の見た目が気になるとのことでした。 すり減って削れてしまっているようですし、 根元には以前虫歯の治療をした際に詰めたものでしょうか、 詰め物の色が歯と合っていませんね。   そして何より色が黒いのが気になるようでした。   この前歯を含めて他のところもすべてキレイにしたいという思いを知り、 全体的に治すことをオススメしました。   治療した後の写真です。 もともとの歯と同じように、 根元からグラデーションになるような違和感のない自然な白さです。     上にも新しい入れ歯を作って、 しっかり噛めるようにもなりました。   治療後は食事も楽しくなったし、 毎朝、鏡で見た時にご満足していただけているとのことでした。   もう歯がボロボロだからと諦めていませんか?   気になっている方はぜひ一度アズ歯科桶川院へご相談ください。 機能的にも審美的にも健康的なお口を手に入れて、 心身ともに健康な生活を送りましょう。     治療期間 2ヶ月 治療費  ¥100,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある      

2022.01.14

デュアルホワイトニング

当院でホワイトニングを行った患者様の紹介で、ホワイトニング希望で来院されました。 30代女性の方で、ホワイトニング自体は初めてとの事でした。 ホワイトニングの種類、金額、期間それぞれの特徴などを説明させていただきました。 やるならしっかり白くしたいとの事で、デュアルホワイトニングを希望されました。 まず初めにホームホワイトニングの専用トレーを作製しホワイトニングをスタートします。 1〜2週間ほど自宅で使用してもらい、その後オフィスホワイトニングを行います。 患者様の希望にもよりますが、より白くしたい場合はこれを2クール以上行います。   治療前後の写真です。 しみる症状もなく、希望通りの色まで白くすることができました。 この色をキープするためにホームホワイトニングを定期的に続けていただき、検診で色の変化の有無や虫歯の有無などをチェックしていきます。 治療期間 1ヶ月 治療費  ¥60,000+ tax 治療のリスク 色の後戻りが起こる可能性がある    

2022.01.09

歯がない部分の治療法 -インプラント-

以前抜歯をした部分の治療相談で来院された患者様です。 数年前に左下1本抜歯し、その状態で過ごしていたが食べづらく反対側でばかり噛んでいたため、顎が痛くなってきたとのことです。 片側ばかりで食べていると顎への負担が大きく、顎の関節に異常が出たり、顎の骨自体が変形してしまう場合もあります。 そのため、左右でバランス良く噛めるようにしっかりと噛み合わせを安定させてあげる必要があります。   抜歯した部分の治療方法として以下が挙げられます。 ①ブリッジ ②義歯(入れ歯) ③インプラント   患者様は30代の男性の方で、外での仕事の時間も長く、入れ歯などの取り外しの物は難しいとのことでした。 固定する治療であれば、①ブリッジか②インプラントになります。 今回後ろの歯には一部銀歯がありますが、手前の歯は一度も治療を受けていない歯です。 前歯などの力の負担が少ない部分であれば、削る量を最小限にした接着性ブリッジなども対応できる場合がありますが、今回の様な奥歯だと力が大きくかかるためしっかりとした厚みのある被せ物が必要になります。 そのため、今回ブリッジを選択すると両隣の歯を大きく削る必要があります。 患者様とそれぞれの治療方法のメリットデメリット、リスク、金額、期間などを相談後、今回はインプラントで進めていくこととなりました。 CT撮影、模型診査などを行います。 抜歯後期間が経っているため骨は再生しており、すぐにインプラントができる状態でした。   インプラント手術後、土台が入った状態です。   この上に仮歯を装着します。   この状態まで進めば普通の歯と同じ様に違和感なく噛むことができます。 仮歯の状態で一定期間経過観察を行い、問題が出なければ最終的な被せ物の作製をしていきます。 インプラントは小手術を伴うためどうしても怖いイメージを持たれている方がいらっしゃいます。 また保険外診療になるため金額が高いイメージもあると思います。 しかし、このように両隣の歯を削らずに治療ができること、自分の歯と同じように使うことができることを考えると、インプラント治療のメリットは多いと思います。 アズ歯科桶川院には口腔外科専門医が在籍しており、難易度の高いインプラントなどの外科処置も対応可能です。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費  ¥400,000+ tax 治療のリスク インプラントが歯周病になる場合がある  

2022.01.06

一度、お口全体を見てみましょう

「前歯の差し歯を何度も治療しているけど、いつもすぐ取れてしまう」 というお悩みをもった患者さんの治療です。     前歯の虫歯が大きくて、ほとんど歯が残っていません。 虫歯を削っては差し歯を作って、という治療を繰り返していたのです。   この歯は何度も治療されているので、 差し歯を接着するための歯の根元が悪くなってしまっており、 それが治療してもすぐに取れてしまう原因となっています。   しかし、原因はそれだけではありません。 よく見てください。     歯石がたくさん付いていて、歯周病が進んでいるのです。 歯周病が進むと歯がグラグラしてしまい、差し歯が取れやすくなります。   それと、奥歯がなくなってしまっているのも前歯をわるくする原因の一つです。 本来、奥歯が負担する力が前歯に加わってしまい、前歯がグラグラしてしまいます。   以上の点を踏まえて、治療を行いました。     治療前 ↓ 治療後   歯周病の歯を被せもので繋げることで、 一つ一つの歯がグラグラ揺れている症状は、おさまりました。     治療前 ↓ 治療後   もともと歯がなくなっていた下の奥歯には、入れ歯を作りました。 それにより、食事の際の前歯の負担を軽減することができています。     治療前 ↓ 治療後   前歯がきれいになりましたよね。 上の前歯は新しい被せものをしています。   下の歯は自分の前歯のままですが、 奥歯ができたことで本来の歯の長さに見えます。   治療後はすぐに差し歯が取れたりするようなことはなくなり、 しっかり食事をとれるようになりました。   このように、 前歯だけでなく奥歯もしっかり治療を行った結果、 もともとのお悩みだった前歯の差し歯が取れるというお悩みは解決したのです。     「ずっと同じ治療をしているのになかなか治らない」 というお悩みをお持ちの方は、一度アズ歯科桶川院へご相談ください。      

2022.01.04

入れ歯を小さくする方法

「入れ歯がゆるくて食べられない」 「入れ歯を使うと食事がおいしくない」 なんてことありませんか?   それは入れ歯の作り方を工夫することで改善するかもしれません。   上の総入れ歯は上顎の歯ぐき、粘膜とピッタリと吸着することで、 くっついています。   そのため、こんな形になります。 上顎の粘膜を広く覆う必要があるので、そのぶん入れ歯が大きくなり、 安定はするけど違和感を感じるという人も少なくありません。   そんな時に有効なのは、マグネットです。 歯ぐきに残っている歯に金属をつけて、入れ歯にも専用の金属をつけます。 そうすると磁力で入れ歯が安定するので、 入れ歯の大きさを小さくすることができるのです。   このように上顎を覆う必要がなくなるので、 食事の時に、より食べ物の食感や温度、味を感じやすくなります。   入れ歯でお悩みの方は一度アズ歯科桶川院へご相談ください。      

2021.12.28

審美歯科治療の流れ

審美歯科治療を希望された患者様のケースを用いて治療の流れを説明していきます。 まず、治療を行う歯に神経があるかどうかによって治療方法が変わってきます。   今回は右下3本の銀歯に治療を行います。   1番奥の歯は神経の治療を昔受けており、手前2本は神経が残っています。 神経がある歯に関しては、まず銀歯を除去し虫歯の有無や他に問題がないか確認します。     虫歯を取り除き精密な型取りを行います。 また、より自然な色での作製が必要なため歯の色の記録をとります。     この記録を元に歯科技工士にセラミックを作製してもらいます。   装着後の写真です。     治療前後での比較です。     自然な色に仕上がっています。 2回の治療で終了しました。   ここから1番奥の歯の治療に移行します。     銀歯を除去すると中に金属の土台が入っています。     この土台も除去し、歯の内部を調べていきます。 すると内部に虫歯があるのと、歯の量が少ないことがわかります。     虫歯がある場合、症状はなくても根の先の方まで菌が侵入している可能性があります。 患者様の希望にもよりますが、基礎となる歯の根の部分までしっかり治療をやり直すことをおすすめしています。 ここから根管治療を始めていきます。   歯の補強と根管治療のために、樹脂を用い一部歯の形を復元します。 またラバーダム、マイクロスコープを用いて根管治療を行っていきます。 (根管治療に関しては、診療案内の根管治療を参照してください)           根管治療終了後、歯の内部に土台をたて菌の侵入を防ぐのと、被せ物をいれるための準備をしていきます。     型取りを行い、歯の色の記録をとります。     セラミックを装着します。     きれいにできあがりとても満足していただけました。 治療回数は5回で終了しました。   治療前後での比較です。   このように神経の有無、根管治療の有無によって治療回数や流れが大きく異なります。 材質により金額も異なってきます。 アズ歯科桶川院では、それぞれの患者様に合わせたプランニングを行っています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費  ¥200,000+ tax 治療のリスク 根管治療した歯が将来的に割れてしまう可能性がある  

2021.12.26