症例集

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

銀歯からセラミックへ

金属アレルギー発症の疑いから銀歯を全て取り除く相談で来院された患者様です。 全体的に銀歯が多く入っている状況でした。 金属を使わない治療方法としては ①医療用の樹脂(プラスチック)の使用 ②セラミック があります。 ①に関しては保険適用できる部分が多くありますが、強度が弱く奥歯ではすぐにかけてしまう可能性があります。 また、着色や変色が起こりやすく汚れも付着しやすいため、長期的にみるとやり直しになる可能性が高い治療方法です。 ②に関して、保険では対応できないため金額がかかってしまうデメリットがあります。 しかし、強度があり、材質が安定しているため生体親和性が良く、汚れも付着しづらいため長く歯を守るのに適した治療方法です。   相談の結果セラミックで全体を治療していくことになりました。 処置前の奥歯の写真です。   処置後の写真です。   ほとんどセラミックと歯の境界もわからないぐらい色も適合もきれいに治療できました。 治療にとても満足していただけ、他の部分も順番に治療をすすめていく予定です。 アズ歯科桶川院では、様々な審美ケースにも対応しております。 お気軽にご相談ください。 治療期間 2週間 治療費  ¥100,000+ tax 治療のリスク セラミックがかけてしまう可能性がある

2021.11.05

歯みがきで心臓の病気を予防する?

歯周病の人は虚血性心疾患(いわゆる狭心症や心筋梗塞など)の発症リスクが高くなり、 逆に虚血性心疾患や冠動脈の異常がある人は歯周病になりやすいことがわかっています。   これは、歯周病の原因菌や毒素が炎症を引き起こし、 血管の粥状硬化(いわゆる動脈硬化)を進める働きがあるためです。   実際に、血流に乗って冠動脈に入ったPg菌(Porphyromonas gingivalis、歯周病原因菌の一つ)が血管内のプラーク(菌のかたまり)から検出されています。   問題になる歯周病原因菌は歯ぐきの傷から侵入して、全身に運ばれていきます。 歯ぐきに傷ができる最大の理由は、歯周病による歯ぐきの脆弱化です。   歯みがきの後20~30分くらいは誰でも菌が入り、一時的に菌血症(血液に菌がいる状態)になるのですが、 健康な人はそれらを難なく退治して数十分の間には菌がいなくなるということを繰り返しています。   歯周病のコントロールにより健康的な歯肉を維持することは、菌の侵入をできるだけ防ぐ意味でも大切なことなのです。   ここで、アズ歯科桶川院における歯周病治療の一例をお見せします。 歯ぐきの近くに歯垢(プラーク)が付着しているのがわかります。 その部分の歯ぐきは腫れていますよね。   歯周病の治療を行った結果がこちらです。 歯垢がなくなり、歯ぐきの腫れもひいて健康的になりました。 この健康とは、 歯ぐきの健康だけでなく、 全身的な健康にもつながることがおわかりいただけたと思います。   歯ぐきが腫れぼったいとか、歯みがき時に出血するといったお悩みがある方は、 ぜひ一度当院に歯周病の検査にいらしてください。      

2021.11.03

セルフホワイトニングとは

⚪︎セルフホワイトニングとは? 自宅やホワイトニングサロンで行えるホワイトニングのことを指します。 医療機関ではないホワイトニングサロンや市販品で使用できるホワイトニング剤は、重曹やポリリン酸、炭酸カルシウムなどの資格がなくても扱えるものが多く含まれます。 セルフホワイトニングでは、コーヒー、タバコ、お茶などによる歯の表面の着色やくすみを除去することに高い効果を発揮します 着色が原因ではなく、歯そのものが黄ばんでいたり黒ずんでいる場合には、セルフホワイトニングを何度も行っても効果は大きくでてこない可能性が高いです。 資格がなくても扱えるということは、「知識がなくても扱えるほど安全なもの」ということです。着色やくすみなどの簡単な汚れは除去できても、歯そのものの色を変えるというリスクの高い行為は行えません。   ⚪︎歯科医院でのホワイトニング 歯そのものの色を明るくしたい・白くしたいという方は、歯科医院でホワイトニングを行う必要があります。これは許可されているホワイトニング剤の成分に大きな違いがあるからです。 歯科医院でのホワイトニングでは、主に過酸化水素や過酸化尿素という成分を使用します。 これらは「医薬品」であるため、歯科医師や歯科衛生士という資格を持っていないと扱うことができません。ゆえに歯科医院でしか使用することができず、ホワイトニングサロンや市販品に含ませることは法律で禁止されています。   セルフホワイトニングは気軽に始められるというメリットはありますが、実際に歯の色自体は白くならず、セルフホワイトニング後に当院でのホワイトニングを希望し来院される患者様が多くいらっしゃいます。   ホワイトニングサロンでセルフホワイトニングを行ったが色があまり変わらず アズ歯科桶川院でホワイトニングをやり直した患者様です。 着色は多少とれたが思ったほど白くならなかったとのことです。 ホワイトニングの種類を説明後、専用のマウスピースを作製し自宅で行うホームホワイトニングと医院で専門の歯科衛生士が行うオフィスホワイトニングを併用して行うことになりました。 処置前後の写真です。 しみる症状もほとんどなくはっきりと白くなりました。 大変満足していただけました。 ゆっくりと後戻りしてしまう可能性があるため、定期的なホームホワイトニングの継続をおすすめしました。 治療期間 1ヶ月 治療費  ¥60,000+ tax 治療のリスク しみる可能性がある  

2021.11.01

セラミッククラウン

奥歯の銀歯が目立って気になる事を主訴に来院された患者様です。   初診時の写真です。   昔治療した際に保険診療を選択し、銀歯を入れたものの目立つのがずっと気になっていたとの事です。 奥歯はブリッジになっているため、現在の治療でも保険診療では同じような銀歯になってしまう事、金属の変形や摩耗などによる虫歯のリスクなどを説明しました。 今回は保険外診療の審美治療で対応することになりました。 一般的なセラミックの中にも種類は様々ありますが、ブリッジのため強度が必要になり、審美的にも優れているジルコニアを使用していきます。 ジルコニアは人工のダイヤモンドとも呼ばれ、高い強度を持ちながら透明感があり色のコントロールによって様々な色調のケースに対応できる材質です。 仮歯で一定期間経過観察し、問題が出ないことを確認後ジルコニアを装着していきます。 治療後の 写真です。   前後で比較します。 自然な色合いで作製することができました。 人前で口元を見せること、笑ったりすることにも自信が持てるようになったと喜んでいただけました。 ジルコニアなどのセラミックは汚れがつきづらく、虫歯のリスクは軽減されますが、歯周病や噛み合わせの定期的なチェックは必要です。 アズ歯科桶川院では、様々な審美治療に対応しています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 4ヶ月 治療費  ¥600,000+ tax 治療のリスク 中の歯が割れてしまう可能性がある  

2021.10.29

詰め物が取れた、その原因は?

「詰め物が取れた」という理由で来院される患者さんはとても多いです。   食事をしていて詰め物が取れたらすぐにわかりますし、 取れた状態だと食事しづらいですから、 歯科医院に来院することになるのだと思います。   ただ、詰め物が取れるということは、 単に接着が弱くて取れてしまっているよりも、 虫歯になっているせいで接着力が弱くなってしまい取れてしまった ということのほうが多いのです。   こちらの患者さんも、詰め物が取れて来院されました。 痛みもあるようでした。 もともと付いていた金属の詰め物が取れた内面の写真です。 接着材のセメントが劣化して、隙間ができていたのかもしれません。 内部で大きな虫歯が広がっています。   残っていた古いセメントを取ったところです。 茶色くなっているところが虫歯で、触ると柔らかくなっています。 この部分を削って除去していくと、 歯の内部の神経に近づいてきます。 その付近では虫歯を一層ずつ慎重に削り進めます。 神経ギリギリのところまでの虫歯の場合、 なんとか内部の神経は残せることがあり、 神経は残せたほうが歯の寿命は長くなるので大事なところです。   ギリギリまで削ったら、 虫歯が青く染まる専用の染色液で、虫歯が残っていないか確認します。     するとこのような状態でした。 神経ギリギリのところで検査した結果、 まだこれだけの虫歯が残っており、 これをすべて取り除かなければならないのですが、 この奥には神経があります。   つまり、もう神経の周りがすべて虫歯菌に侵食されており、 神経組織に虫歯菌が感染していることがわかります。   こうなってしまっては感染した神経組織まで取り除かなければなりません。   ここまで来ると歯の内部が見えてしまっています。 この後はラバーダムをして歯の神経の治療、根管治療が始まります。     詰め物が取れたところの治療をするだけのはずが、 実は歯の根の治療まで必要な状態にまでなっていたのです。   詰め物が取れたからそれを付け直すだけ で、済めば良いのですが、 実際は内部で虫歯が広がっていることが多いということです。   今回はそのことを知っていただき、 そうならないために、 早期発見を目指して、 一緒に定期検診していきましょう。   アズ歯科桶川院がサポートします。    

2021.10.25

ホワイトニング

20代 女性 ホワイトニング希望で来院されました。 初診時の写真です。   医院で行うオフィスホワイトニングを希望されたため、全体の虫歯、歯周病の有無を確認し、クリーニング後に行いました。 歯科医院専用の薬液と機械を用いて2回に分けて行います。   処置後の写真です。   処置前後での比較です。   きれいな色に仕上がり満足していただけました。 歯並びの改善も希望されたため、ここから矯正の検査などを行い治療を進めていきます。   治療期間 2週間 治療費  ¥30,000+ tax 治療のリスク 後戻りする可能性がある    

2021.10.15

いつも詰め物が欠けてしまう方へ

前歯の治療で、 「何度も同じように詰め物が欠けてしまう」 というお話を耳にすることがあります。   それは、 そもそも詰め物で治すべきなのか、 というポイントで考えると解決できるかもしれません。     この赤い矢印で記した3つの前歯が、 「以前から詰めては欠けてを繰り返していて困っている」 という患者さんがいらっしゃいました。   詰め物の治療を繰り返しされているため、 継ぎ接ぎ(つぎはぎ)のような歯になってしまっており、 表面に自分の歯の部分はほぼ残っていない状態です。   詰め物で虫歯を治す範囲としては大きすぎるのです。   コンポジットレジンという材質で詰めてあるので、 経年的に劣化して変色もみられます。   また、 この前歯は以前、神経の治療もされていて、 歯が折れやすくなっていることも心配でした。   以上のことから、 歯を保護するために被せ物の治療をご提案しました。   被せ物は、歯全体を単一の構造体で覆うため、 自分の歯が表面から折れてしまうということがないのです。     治療後の写真です。 白くキレイな被せ物にしてあげることで、 見た目が良くなるだけでなく、 詰め物が欠けたり、歯が折れたりする心配がなくなりました。   この被せ物はセラミックという材質で作られているので、 経年的に変色する心配もありません。     何度も詰め物が欠けてお困りの方は一度アズ歯科桶川院へご相談ください。   同じことが繰り返し起こっている場合、 まずはその原因を考えることが大事です。    

2021.10.12

矯正治療 -インビザラインGO-

マウスピース矯正のインビザラインGOで矯正した患者様です。 インビザラインGOは前から5番目までしか動かさない、部分矯正に特化したマウスピース型の矯正治療です。 奥歯は動かさず、大きく噛み合わせが変わらないため、噛み合わせの変化による違和感は比較的少なくなります。 また、ケースにもよりますが移動させる本数も少ないため、ワイヤー矯正に比べ治療期間が短く終わることが多いです。   インビザラインGOで矯正した患者様の処置前後の写真です。 治療期間は半年。 上下反対に並んでいた歯も治り、きれいな歯並びになりました。 部分矯正のため比較的取り掛かりやすい治療方法ではありますが、ケースによっては適応できない場合もあり慎重な検査が必要です。 アズ歯科桶川院は複数の矯正ドクターが在籍しています。 お気軽にご相談ください。 治療期間 半年 治療費  ¥400,000 + tax 治療のリスク 後戻りする可能性がある    

2021.10.03

お子さんの歯みがき、何点ですか?

いつも歯みがきをする時に気をつけていることはありますか?   歯ぐきのあたりをマッサージするように、 とか、 歯ブラシを細かく動かして歯と歯の間にブラシが入るように意識して、 とか、 いくつか頭に浮かんでくると思います。   ところが、 お子さんの歯みがきとなると、 嫌がったり抵抗されたりすることもあるので、 「今日はここまでかなぁ」 と、諦めてしまっていませんか?   アズ歯科桶川院ではお子さんの歯科健診時に、 みがき残しがないかのチェックをするために、 専用の染色液で染めた様子を見てもらうようにしています。   するとこんな感じで、 みがけていないところがピンク色に染まるので、 「この色が落ちるまでみがいてみよう」 と、 鏡を見ながら一緒に歯みがきトレーニングをしています。   いかがでしょう。 みなさん検診に来る前にみがいてきてくれることが多いのですが、 それでも、みがき残しが見えますよね。   みがけているかどうかは個人差がありますが、 よく見てみてください。   みなさん前歯は、みがけているんです。   はい。   みがきやすいところと、みがきにくいところがあるんです。   そのポイントを押さえれば、 歯みがきは今まで以上に短時間で効率よくみがくことができます。   歯みがきができているかのチェックは大事なことです。 気になる方は一度お口の検診に来てください。      

2021.09.28

ワイヤー矯正 -1年経過-

  歯並びの相談で来院された患者様です。 矯正の方法、期間、金額などの説明を行い、検査を希望されたため精査していきました。 矯正においては抜歯ケース、非抜歯ケースに分かれます。 それぞれメリット、デメリットがあります。 今回は口元をしっかり下げる治療計画に決定したため、非抜歯ですすめると歯はきれいに並ぶが口元の下がる量が少ない診断結果になりました。 また、マウスピースの場合目立たないといったメリットはありますが、1日20時間以上装着していないと効果が不十分になる可能性があり、相談の結果、抜歯しワイヤーで矯正していく治療方法となりました。   矯正治療前と開始後1年経過時の比較です。       抜歯したスペースを閉じながら、歯の並びを整え口元の改善を目指している途中です。 ここまで大きなトラブルもなく装置も順調で歯磨きも上手に行えています。 細かい噛み合わせの調整や経過観察も含めあと1年程度かかる予定です。   治療期間 2年 治療費  ¥900,000 + tax 治療のリスク 後戻りする可能性がある      

2021.09.23