はみがきの練習
みなさんは自分の歯磨きでどれくらいの汚れが落とせているかご存知でしょうか? 歯についている汚れは歯に近いような色をしているので鏡をよく見てもわからないことが多いです。 当院でクリーニングや定期検診に来ていただいている方にはおくちの中の磨き残しが多い部分や磨きにくい部分をお伝えし、その部分の磨き方やハブラシの選び方などを患者様1人1人に合わせてお話をさせていただいております。 小さなお子さんから大人までお話をさせていただいているのですが、お子さんの場合はどうしても汚れが見えないと歯磨きのイメージがつきにくいと思いますので、歯磨きがどれくらいできているのかを見るために"染め出し液"というものを使用しております。(希望をお伺いして実施しております) どうやるの?難しそうと思われる方もいらっしゃると思いますが、歯の表面についている水分を取らせていただき、染め出し液を塗りお口をゆすぐだけで出来てしまいます!磨けてない部分は染まりますのでそれを見てどこが磨けているかチェックいたします(販売も行っておりますので気になる方はスタッフまでお声かけください) 6歳の患者さんです。 当院に来たばかりの頃はこのように赤く染まっている部分(磨き残しがある部分)が多くみられます。 お口の中を見てスタッフと磨き方を一緒に練習していくのですが、来院と共にお子さんから「ここ磨きにくい」と言ってもらうことも多く関心を持ってもらえることも増え、我々も嬉しくなります。 保護者の方からも「痛がるから仕上げができない」「ここがやりにくくて〜」など聞いてくださることもあるので、保護者の方にもこういう風に磨きましょう!だったりハブラシのサイズなど聞きながら一緒にお話しさせていただくこともあります。 同じ患者さんの別日です。 先程の写真と比べるとどうでしょう。 赤い部分が減り白い部分が増えてきましたね! 「前よりきれいになった!」や「ここ難しいな〜」など本人から聞けたり、「お家でも歯磨き頑張ってるんです」など保護者の方から聞けるとこちらも嬉しくなります!! 練習しても小さなお子さんだけで磨こうとするとどうしても磨きにくい部分もありますので、仕上げ磨きでサポートする方法なども改めてお伝えさせていただきます。 さらに別の日です。 最初は赤く染まってる部分の多かったこの子もはみがき上手になり白い部分の方が増えて今ではこんなに磨けるようになりました! ついてしまった歯石や汚れは歯科医院で取れますが、”ついたら取る”ではなく”つかないようにする”それが大事だと考えております。 これからもおくちの中を含め全身からサポートをし続けられる歯科医院でありたいと思います。 お気軽にご相談ください。 治療期間 3ヶ月 治療費 保険診療 治療のリスク 一時的に歯茎に染め出しの色がつく。
2025.03.30